ベルマーク運動説明会 5月12日(火)大宮①


(2015/05/19)印刷する

さいたま市立上落合(かみおちあい)小学校

竹内里佳さん、阿部直子さん、登尾智代子さん、田辺恵子さん(左から)

回収・仕分け・集計の計5日間1クールを年3回

 こんにちは。さいたま市立上落合小学校です。

 本校はさいたま新都心駅より徒歩10分の高層マンションが立ち並ぶ住宅街の中にあります。

 大正15年、与野本町小学校の分教場として開校し、来年度創立90周年を迎える歴史ある学校です。

 児童数は現在833名で、学級数25学級となっています。

 本校PTAは、昭和22年に設立されました。現在では、会員数713名(保護者673名・教職員40名)で、在校する全教職員と全世帯が加入しております。

 平成26年度は、「子供とともに学び、子供とともに成長しよう!」を活動テーマとして、PTA活動全般を学びの機会ととらえ、参加することで得られる新しい発見や気付きを、親としてのスキルとして家庭教育に生かしていただけるように、活動内容を工夫してきました。

 PTAの組織は本部を含め6つの委員会に分かれて、それぞれの目的に合わせた事業を行なっております。

 会員は、児童一人につき一年間は委員として事業に携わります。その年に委員にならなかった会員は、係としていずれかの事業に参加していただきます。

 厚生委員会は、児童と保護者が学校・地域との交流を持ち、親睦を深める機会を作っています。私たちのベルマーク活動は、この厚生委員会に属し、保護者による校内での活動と近隣の協賛店によるご協力で成り立っています。

 昨年度はたくさんの皆様のご協力のもと21万2千点もの点数を集めることができました。

  

 では、実際に昨年度私たちが行ってきた活動について順を追って発表させていただきます。

 昨年度の活動は、回収を3日間、仕分けおよび集計を2日間、計5日間を1クールとして、各学期に1回ずつ、年3回行いました。

 まず初めに、ベルマーク収集活動ご協力の手紙を作成し、ベルマーク財団から送られてくるベルマーク一覧表とテトラパックについての手紙を一緒に配付します。

 また同時にベルマーク係へ、日程・作業場所などをお知らせする手紙をひとりひとりの名前を入れて配付します。

 さらに学期ごとには、担当学年へ作業の詳細を記したお手紙を配付しています。

 少し重複するところもあり、手間ではありますが、係が自分の作業日を忘れることがなくなり、全員参加を実現できています。

 ここからは一例として、昨年の6月に行われた第1回目の活動内容をさらに詳しくお話させていただきます。

 仕分け集計日の約3週間前に、クラス担任から回収封筒を配付してもらいます。

回収日の3日間、ベルマークグループの委員が、封筒からベルマークを取り出しひとつの場所に集めます。また同時にテトラパックやインクカートリッジは別に分けるなどの下準備を大まかに行います。この作業をすることで、2日間の仕分け集計作業が効率よく行えます。

 また回収については、空の場合でも封筒を提出してもらい、全ての封筒に「ありがとうございました」のスタンプを押します。

 そしていよいよ作業日です。両日とも20名から25名程度の係と委員で、会話を楽しみながら作業にあたっています。協力しコミュニケーションをとりながら保護者同士の絆も深まっていきます。

 まず、1日目は、4~5名ずつのグループになり、各テーブルにイチゴパックや卵パック・発泡トレーなどを利用し、企業毎(番号毎)に仕分けをします。

 目の前の入れ物がいっぱいになったら牛乳パックを利用して作った企業ごとの入れ物に移し替えます。その際、大きさを切りそろえながら仕分けします。この作業が意外と大変です。

 2日目は集計作業です。

 企業ごとに仕分けされたベルマークを10枚ずつまとめ、点数を数えます。

係の作業はここまでです。

 このあと、ベルマークグループが専用の集計用紙に記入し、ベルマーク財団へ発送しています。テトラパックも10キロ毎に箱詰めし、インクカートリッジも企業別に分類し発送しています。

 また、毎月給食で出る牛乳パックの重量も学校より知らせてもらい、その都度ファックスにて財団へ知らせるのも委員の仕事のひとつです。

 ここまでが1回の作業になります。これをあと2回繰り返し行ってきました。

 以上が校内での活動内容です。

 校外では、スーパーや郵便局・企業・マンションなどに回収箱を設置しています。校内の回収日にあわせて年3回回収に伺います。協賛店には、年度初めに教頭先生と委員で、昨年度の点数報告と引き続きご協力して頂くために挨拶に伺っています。

 毎年このベルマーク活動をさらに効率よく、そして回収率をアップさせるために、前年度の反省点を活かしながら、活動内容の検討をしています。

  

 ここからは、昨年度の新たな試みをご紹介いたします。

 【その1】ベルマーク回収封筒の回収率が6割弱だったので、学校へ協力を依頼しました。従来は、担任から封筒を配付するだけでしたが、学校だよりおよび、それぞれの学年だよりの予定表に、ベルマーク回収日を記載していただきました。

 また、児童へ封筒を配付する際、連絡帳へ記入する声掛けをしてもらいました。

 子どもたちが自分で書く事により、子供自身がベルマークへの関心を高めることに結びつきました。その工夫の成果で、昨年度は封筒の回収率が9割を越え、ベルマークの点数アップにつながりました。上落合小学校の子供たちのために、学校と保護者が協力し合うという、まさに理想の形が出来上がりました。

 【その2】テトラパックとインクカートリッジは、ベルマーク対象品以外のものが多く混入しており、仕分けをするのに時間と手間がかかっていました。

 そこで回収できるものとできないものの、ロゴやマークをよりわかりやすく手紙に記載したところ、混入がほとんどなくなり、作業の効率が上がりました。

 【その3】年2回後援会や自治会長などの地域の皆様と教育懇談会を開いて、PTA活動の報告をしています。ベルマーク活動については、集計点数・購入品の報告と合わせて、回収のご協力と新たな協賛店ご紹介のお願いをしました。

 今後の取り組みとしては、各家庭での切り方をより詳しく説明した手紙を作り、配付する予定です。そうすることで、仕分け作業の効率化を目指しています。また、地域への声掛けをさらに積極的に進め、回収箱の設置場所の拡大に取り組んで行きたいと考えております。

 PTA活動はボランティア活動です。子供たちは親と一緒に活動に参加することで、たくさんのことを学んでくれると信じています。

 そういった意味でも、親子で取り組めるベルマーク活動は大変有意義なものであると考えています。これからも子供たちの充実した学校生活のために協力しあい楽しんで活動していきたいと思っております。

 今日この会場にご参加の皆様のこれからの活動に少しでもお役にたつことがありましたら幸いです。

 以上をもちまして、私たちの活動発表を終わりと致します。ご清聴ありがとうございました。

  

(スライドを使って説明)

=大宮ソニックシティ2階小ホール

  


  

会場はPTAのみなさんでびっしり
財団受付を済ませたら協賛会社ブースへ回ります

ベルマーク商品

日清焼そば大盛り1.5倍

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中