ベルマーク運動説明会 6月26日(木)新潟


(2014/07/01)印刷する

新潟市立大通小学校

発表した山岸紗貴子さん(左)と岡村すみ江さん

情報の周知に悩みつつ、高い意識に支えられ努力

 大通小学校でPTA整美部の代表をしております岡村と申します。同じく山岸です。よろしくお願いいたします。今日は大通小学校のベルマーク運動について、お話させていただきます。「親から子へ受け継がれる 地域に根付いたベルマーク運動」というテーマでお話します。

 当校は新潟市の南区にあり、今年で創立36年を迎える学校です。学区のほとんどは新しい住宅地です。創立当初からベルマーク運動に参加しており、卒業生である保護者にとっては、この運動は大変なじみのあるものといえます。そのため保護者のベルマーク収集への意識は高く、1年間に3回あるベルマーク収集日にはたくさんのベルマークやカートリッジが集まります。

 ベルマーク運動における集計の中心はPTA整美部とPTA幹事です。整美部は18名、幹事は2名、計20名で作業にあたります。一昨年までは整美部は12名でしたが、昨年度から18名に増え、集計できる枚数も増えました。
 集計は平日の19時から行い、役員の他にもその子どもたちやPTA3役も加わり、毎回30名ほどの参加者あります。

 ベルマークの分類・集計はとても細かい作業です。なかなか思うように進みません。そこで当校ではいちごのパックにベルマーク番号を貼り付け、仕分けしたものから分類するようにしています。また点数の計算や集計は、各回の担当者が持ち帰り自宅で作業を行っています。

 ベルマークの収集及び集計は1年間に3回行っています。
 それぞれの時期に合わせて、ベルマークだよりを発行しています。年度の初めには1年間の収集予定日を保護者に伝えます。また各収集日の1週間前には収集日が近づいていることを知らせます。これにより収集日に忘れることなくたくさんのベルマークが集まります。

 収集日の2週間後にはお礼のお便りを発行しています。
 昨年度から5・6年生の環境美化委員会の児童14名もベルマークの仕分けやベルマーク運動について全校に知らせる活動に加わりました。児童は毎月1回の委員会活動の時間を使って、ベルマークの仕分けをしています。ベルマークの収集袋も作りました。
 環境美化委員会の子どもたちは、児童朝会でクイズや実物を用いながらベルマーク運動についてわかりやすく説明をしています。ポスターも作成し掲示しました。

 これまでのベルマーク貯金を使って、教育活動に役立つ物品をたくさん購入してきました。購入する物品は先生方や委員会の子どもたちの要望をもとに決定してきました。これまでに購入した物品は、ソフトバレーボール、サッカーボール、竹馬、卓球台、一輪車、ストップウォッチ、計時用プリンタなどがあります。購入した物品は児童に紹介することで、児童のベルマーク運動への関心はさらに高まっています。

 また先生方からの協力もあります。リコーダーやノートを購入した際には、その場で児童からベルマークを集め、回収してくださいます。リコーダーのベルマーク点数はとても高いです。
 学校の他にも、地域にある「地域生活センター」にベルマーク・カートリッジの回収箱を設置しています。地域の方から、たくさんのベルマークやカートリッジが集まります。カートリッジは比較的点数が高いので、ポイントが貯まりやすいです。当校では年間でキャノン、エプソンを合わせて10箱ほど集まります。

 今後の課題です。3つ挙げました。
 1つ目は、すでに回収していないベルマークの周知です。ベルマーク一覧表を各家庭に配布したり、お便りで伝えたりしながらお知らせしていますが、なかなか周知までは至っていません。
 2つ目はエプソン・キャノンの純正ではないカートリッジの増加とその処理です。年々増加しており、回収時に集まってしまいます。
 3つ目は、集計しきれず、次年度に繰り越されるベルマークを少しでも減らすことです。年度末までに収集したすべてのベルマークを集計することは難しいです。当校でも、翌年の担当に引き継いでいます。

 おわりに、当校では特別なベルマーク活動をしているというわけではありません。誰もが無理なく活動を続けていけるということを大切に、今後もベルマーク運動に参加してまいります。ご静聴ありがとうございました。
=新潟ユニゾンプラザ

ベルマーク商品

ラピーテープ 18×8m

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中