ベルマーク運動説明会 6月24日(火)宇都宮


(2014/07/01)印刷する

宇都宮市立上三川小学校

佐藤広子さん(右)らPTAのお母さんたち

きれいに切って間違い防止、成果は県1位

 上三川小学校では、平成25年度、約24万点のベルマークの回収・集計ができました。これは栃木県内の学校で1番多かったそうで、私たちもたいへんうれしく思っています。本日は、上三川小学校ではどのようにベルマーク活動が行われているのか、その一部を紹介させていただきます。

 まず、上三川小学校におけるベルマークの回収の仕方について説明します。このようなベルマークの袋が、常に家庭に預けられています。この袋に、各家庭で次の回収日までベルマークを集めておきます。集めるベルマークは、切り取るタイプのベルマークやインクカートリッジです。インクカートリッジは、この袋に入りきらないので、皆さんスーパーの袋などに入れて持ってきます。
 回収日には、児童会のふれあい委員会が、各クラスに回収に行き、持ってきてくれた児童の袋にスタンプを押します。年間5回以上持ってきてくれた児童には、最後にうれしいことがあります。

 次に、集めたベルマークを、PTA厚生部の保護者や児童会ふれあい委員会の児童で、ベルマーク番号ごとに分けていきます。そして、ベルマークをトリミングし、点数ごとに10や100のまとまりにして、ベルマーク作業の完了です。
 言葉で言ってしまうと簡単なようですが、実際の作業は、果てなく続くかのようにも思える、地道で、でも、少し夢中になってしまう作業です。

 上三川小学校でのベルマーク作業の様子について、具体的に説明しましょう。まず、ベルマークをトリミングします。皆さん少し大きめに切って持ってくるので、それを、ベルマークの枠線どおりに切ります。写真では見えにくいと思いますが、47番ロッテのベルマークを切っています。このような小さなベルマークほど、切るときに高等技術が必要になります。
 ちなみに、写真では、ふれあい委員会の6年生が器用に切っています。このように、上三川小学校では、PTAの厚生部の保護者と児童会のふれあい委員会の子どもたちとの二人三脚で、ベルマーク作業をがんばっています。

 ここで、トリミングについてもう少し詳しく説明します。
 回収の際は、大体、①のようにベルマークより大きめに切って持ってきます。または、②のように遠慮がちに切って持ってきます。それらを、ベルマークの枠線ピッタリに切ります。
 では、なぜトリミングをするのでしょうか。私たち上三川小学校では、セロテープを使って10の帯を作り、更にそれをまとめて、100の束を作るというやり方をしています。ですから、ピッタリに切るということは、セロテープの節約という理由があります。また、ピッタリ切ると、綺麗で、整理しやすいということもあります。整理しやすいということは、ミスが起きにくいということでもあります。以上のことから、上三川小学校のベルマーク活動において、トリミングは必要な作業になっています。(どの学校でもピッタリに切らなければいけないというわけではありませんから、ご安心ください。)

 次に、同じ番号、同じ点数のベルマークを10のまとまりにしていきます。そのときに、是非ご紹介したい技があります。写真だとわかりにくいかもしれませんが、テープカッターのセロハンテープを裏返しにセットして、ベトベトしたのりの面が上になるようにします。そして、ベルマークを貼る分を引き出して、貼っていくと楽に貼れます。貼るときは、テープの節約のために、できるだけつめて貼りますが、この方法ですと、つめてまっすぐ貼ることも簡単です。10の帯ができたら、それを10本まとめて、100の束にしていきます。

 さて、説明ばかりで、少々お疲れのところだと思います。ここで一つ、頭の体操として、問題を出したいと思います。
 ベルマーク作業をしている人たちにとっては、一番細かくて、作業を最後に回しがちな47番のロッテですが、色やマークには、皆さん、見覚えがあるかもしれません。さて、それぞれ100の束が6本あります。つまり、1枚の点数×100。それが6束あります。ふだん見慣れている方ならお分かりかもしれません。全部で何点になるか、予想してみてください。
 正解は、800点分です。皆さんもベルマーク活動を頑張りましょう!

 さて、これは、PTA厚生部の皆さんの作業の様子です。全校で集まったベルマークをベルマーク番号ごとに仕分け作業をしているところです。皆さん、真剣に集中して活動しています。余談ですが、味の素のベルマークがカラフルなことに気付き、虹色の100の束をつくった方もいました。

 次に、牛乳パックの回収について紹介します。牛乳パックの回収は、主に児童会のふれあい委員会の児童が中心になって行っています。各クラスで写真のようにきれいにそろえて運んできます。低学年などで、うまくそろえられなかったクラスの分は、ふれあい委員会がそろえます。

 回収した牛乳パックは、一箱10キロ以上になるようにきれいに並べて詰めていきます。結構な技が必要ですが、ふれあい委員会の児童がこのように頑張っています。また、委員会活動のときには、この箱を宅急便で送るための作業も行います。ハカリで何キロかを量って、送り状を添付し、PTA番号を書き入れます。

 平成25年度のベルマーク活動によって集まった点数で購入できたものは、ドッチビー、長縄、ソフトバレーボール、ステップリング、百人一首かるた、カラーフープ、一輪車、CDラジカセ、デジタイマー、百玉そろばんでした。特に、体育で使うデジタイマーは高価なので、今年度の目玉でした。購入物品のテーマは「子どもたちに還元できるもの」ですので、すべて学級などで子どもたちが使うものとなっています。
 私たちのベルマーク活動の紹介は以上です。私たち上三川小学校が、全国で50位内、県内で1位の点数を獲得できたのは、保護者の方の日頃のベルマーク活動への関心の高さと、PTA厚生部の皆さんのご協力と、児童会ふれあい委員会の児童の努力の結果だと思います。ご清聴ありがとうございました。
(スライドショーで発表)
=栃木県総合文化センター

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