ベルマーク運動説明会 6月19日(木)高松


(2014/06/25)印刷する

高松市立栗林小学校

発表した大山友美さん(左)と中尾美紀子さん

地域とつながり県1位の累計1200万点

 栗林小学校は、名園栗林公園の東に位置しています。香川県でも有数のマンモス校で35クラスあり児童数は約1200人です。創立130年の学校で、校舎は築60年経っており 今年から建て替え工事が行われることになっています。
 建て替えにあたり、校舎とのお別れの式典があり、栗林小学校の歴史を振り返る機会がありました。その歴史の中で、栗林小学校は 地域の方とともに歩み、地域の方に見守られ、地域と深くつながっている小学校だと感じました。毎年行われる運動会も町内運動会と合同で、地域の皆さんと行います。
 地域の方の学校への関心も深く、ベルマーク活動においても、協力して頂いていることが多くあります。今回は、地域の方とのつながりによるベルマーク回収についてと、児童から回収する方法の工夫についてお伝えしたいと思います。

 まず、地域の方からのベルマーク回収についてですが、毎年役員が交代するため、いつからどのように始まったかは不明なので、現在行っている事について説明します。
 協力して頂いているところには 駅、病院、郵便局、コンビニ、スーパー、コミュニティーセンターの計12カ所があります。各場所には、年度の初めに新役員が挨拶に伺って昨年のお礼と今年度のお願いをしています。
 ベルマーク回収方法としては郵便局、コンビニ、スーパー、コミュニティーセンターには、説明書きを添えたベルマーク回収箱を置かせてもらっています。駅にも同様に置かせてもらっており、地域の方がベルマークを入れて頂けるようになっています。回収は、年に数回ベルマーク担当のものが行っています。病院には、印刷で使用後のトナーがたまったら連絡を頂き、取りに伺っています。

 次に、児童から回収する方法について説明します。ベルマークの回収・仕分け・集計の流れは、回収期間に入ると、子どもたちが封筒を持ち帰ります。そして、集めておいたベルマークを入れて学校に持ってきます。クラスの分別回収箱に子どもたちがおおまかに分けて入れてくれます。それを回収し、保護者による仕分け集計作業を行います。
 活動の中で工夫している点については、学校には教室ごとにベルマークBOXを設置しベルマークの番号ごとに6つのグループに分類されています。児童は、各家庭から持ってきたベルマークを自分で仕分けしていれます。その後ベルマーク回収日に、各クラスのリサイクル委員会の児童が保護者の準備した回収用プラスチックBOXに入れて回収します。

 保護者による仕分け・集計はベルマークの役員とボランティアを募って年6回行います。毎回、保護者が30名前後集まって行っています。すでに、児童が6つのグループに分けているので、保護者の作業はそれを個々の番号に分けて仕分けするだけです。
 集計は、集計用紙を使います。集計を終了したベルマークと集計用紙を同じ番号を記入したジップロックの袋に入れます。年度ごとに回収・集計作業は6回行い、発送は2回行っています。

 このような協力により集まったベルマーク預金で去年はポイントマーク、サイクロンクリーナー、折り畳みテーブル、傘立てを購入することが出来ました。以前にも、黒板消しクリーナー、ストップウォッチ、掃除機、ドッジボールなどを購入しています。集まったベルマークで児童の学習環境や生活環境が良くなるものが購入できることはとてもありがたい事だと思っています。

 栗林小学校のベルマーク運動は、1961年から始まり、2014年度累計点数は1228万7646点で、香川県で1位となっています。これも、多くの方の協力の上で出来たものだと思います。昨年度のPTAでは、家庭、学校、地域の「絆」をつむぐを目標にし、スローガンを「子どもたちの笑顔が原動力!~地域みんなで子育て我ら栗っこ応援団~」として活動してきました。これからも、ベルマークを通じて地域の方との交流を大切にしてベルマーク活動を長く続けていきたいと思っています。
 ご清聴ありがとうございました。
(パワーポイントを使って発表)
=アルファあなぶきホール

ベルマーク商品

アルトリコーダー 509B(E)

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中