ベルマーク運動説明会 6月20日(金)名古屋②


(2014/06/23)印刷する

岩倉市立曽野小学校

左からPTA会長の伊藤博志さん、社本一三教頭、東愛さん、中嶋裕子さん、一柳奈美さん、増田久美子さん

児童が大まかに仕分け、あとは保護者が引き継ぐ

 岩倉市は愛知県の北西部にあり、名古屋市のベッドタウンとして発展してきました。市内を流れる五条川は「桜の名所100選」にも選ばれており、多くの方が観光に訪れます。また、鯉のぼりが有名で、五条川での「のんぼり洗い」は毎年、テレビで紹介されています。
 曽野小学校は、その五条川沿いにあり、周りは田園風景が広がっています。学校の北にある岩倉市の中心部は、マンションが建ち並び岩倉駅を中心に賑わいを見せています。
 本校は、学級数が23学級、児童数632人の中規模の小学校です。私ども保護者は、役員7名、常任委員10名、地区委員23名、学級委員19名の59名と先生方とでPTA活動を行っています。
 PTAの役員会は、全体計画と連絡調整 ▽広報委員会がPTA新聞作り ▽生活委員会があいさつ運動とパトロール ▽研修委員会がPTA学習会と研修会の企画 ▽私たち厚生委員会がベルマークの集計などで、PTA活動を支えています。
 本校では1983(昭和58)年からベルマーク活動を始めました。以来、先輩PTAの皆さんのおかげで30年目の節目となる昨年には、累計が300万点になりました。300万円にも上る学校支援ができたことになります。

 ベルマークの回収は、子どもたちに渡される回収袋に始まります。
 各学級で集められたベルマークは、さらに子どもたちのベルマーク委員会で集められ、青い箱に入れられます。
 ベルマーク委員会では、領収印の代わりに赤いベルのマークを袋に押しています。そして、子どもたちには、大まかな仕分けをしてもらっています。番号が1桁のもの、10番台、20番台というように10ずつの仕分けです。子どもたちの作業は、ここまでです。

 この後は、私たちPTA厚生委員会が引き継ぎます。子どもたちの分けてくれたベルマークを分担してさらに細かく分けていきます。
 厚生委員のお母さん方が、学校で集まって仕分けをしたり、家に持ち帰って作業をしていただいたりします。
 厚生委員の作業をまとめると、次のようになります。
 ▽まず品番の担当を決めます ▽そして各家庭で仕分けや集計をします ▽その後、集計袋の確認と送り状を記入します ▽そして、財団への発送、となります。各家庭には、ベルマーク一覧表を配布し、ふだんから意識してもらう上で役に立っています。
 さて、このような形の集計袋ができあがりました。みんなで持ち寄ると、なかなかの達成感があります。
 プリンターのインクカートリッジ回収もベルマーク運動への参加となります。メーカーに申し込むと、回収箱が届きます。使用済みカートリッジで専用回収箱がいっぱいになったら、電話で回収の依頼をします。しばらくすると、ベルマーク点数証明書が届きますので、点数証明書をベルマーク財団に送れば終了です。カートリッジ1個につき5点です。宅配代はメーカー持ちです。

 点数がたまると、何を購入するか学校と相談します。 昨年度は、車いすを1台購入して活用しています。また、すべての学級にドッジビーと電動鉛筆削りを届けることができました。朝礼でベルマーク委員の子どもたちが全校児童に紹介しています。こういうPRが意欲につながると思います。
 その他の工夫として、「ベルマークの日」を毎月できる限り固定して、学年便りなどでお知らせしています。また、スーパーや喫茶店などに回収箱を置かせていただいています。
 そして、PTA厚生委員は毎年メンバーが替わりますから、この会のようなベルマーク運動説明会に代表が参加させてもらっています。

 今後の目標や課題としては、私たちPTA厚生委員会が主催する給食試食会で積極的に参加者に案内をしていきたいと思っています。また、授業参観の時に回収箱を玄関に置くなどの工夫を考えています。そして、児童館や薬局など地域に根ざした活動で回収をしていきたいです。
 さらに、保護者に呼びかけて、ちょっとだけ仕分けを手伝ってくれるベルマークボランティアママさんを募集できないかなと考えています。
 子どもたちのために、さらに大きな目標を胸に、先輩PTAの方々の活動を引き継いでいきたいものです。 これからも保護者の皆さんや子どもたち、地域の方とともにベルマーク活動を頑張って参ります。
(スライドショーを使って発表)
=朝日新聞名古屋本社

ベルマーク商品

日清チキンラーメン

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中