ベルマーク運動説明会 6月17日(火)甲府


(2014/06/23)印刷する

甲府市立善誘館小学校

発表した反田友美さん

子どもたちが番号別の箱に仕分け

 皆様こんにちは。善誘館小学校は富士川小学校と琢美小学校が統合し開校した学校ですが、もともとは一つの学校とし、明治5年に『善誘館』と称し、開校した学校です。その後、富士川小学校と琢美小学校に分かれ、138年の長い年月を経て両校がふたたび統合され『善誘館』の名を引き継ぎ、平成23年4月、校訓を『善行・勤勉・体育』と掲げ、『善く 人を 誘う(よくひとをいざなう)』とし、善誘館小学校となりました。

 現在の児童数は174名で、クラス数は1学年から6学年まで1クラスと小規模な学校でありますが、PTA活動には積極的に取り組む学校であります。近くには甲府市立図書館や男女共同参画推進センター、医療施設等がある一方で、学校のすぐ前には緑あふれる『朝気ふれあい公園』があり、緑いっぱいの恵まれた環境に位置しています。
 学校教育目標を『○思いやる心をもつ子 ○よく考え工夫する子 ○元気でたくましい子』とし全員で力を合わせ勇気ある行動と笑顔で楽しく学び、感謝・思いやりあふれる学校づくりを進めています。

 文部科学省より、平成19年から2年にわたり指定を受け、食育に関わる総合的な学習に力を入れ、その後も食育に取り組み現在に至っています。
 地域の醤油醸造さんの協力で、6年生は手作りの味噌作りを体験し、出来上がった味噌を使い、役員さんの協力のもとほうとう作りも行っています。各学年では、野菜作りや米作り等にも挑戦しています。これらの体験を通して食の大切さを学び、子ども達の心の成長に大きく役立っています。
 また、もう一つの大きな特色として、琢美小時代から『朝の読み聞かせ』を保護者・地域の方々に協力してもらっています。富士川小からは百人一首の取り組みを引き継ぎ、授業前の時間にこの2つの活動を行っています。

 それでは、善誘館小のベルマーク活動を紹介させて頂きます。
 善誘館小のベルマーク活動は、PTA専門部活動の一つとし各学年から1名ずつ役員を選出してもらい、5年の副会長が委員長を務め、7名の役員で構成された委員会です。今年で4年目を迎える新しい校ですが、琢美小時代からの長年取り組みを引き継ぎ、琢美小時代と合わせて通算51年目の歴史ある活動です。
 まず、ベルマークの説明を入学前の就学児保護者説明会と4月の総会で、集め方・切り方・出し方について説明を行っています。取り組み方法は毎月10日前後をベルマークの日と決め、各家庭から集めておいたベルマークを持ってきてもらいます。活動回数は年3回(6月・10月・2月)集まりベルマークの整理作業を行っています。

 では、実際のベルマーク活動の様子をご紹介します。
 善誘館小では玄関先にテトラパック製紙容器の回収箱とベルマークの箱を設置し、地域の方にも回収のご協力をお願いしています。廊下にはベルマークの番号別の箱を置き、家庭から持ってきたベルマークを子どもたちが番号別に仕分けしてくれます。この仕分け作業に手間がかかるので、子どもたちに協力してもらうのも良い方法だと思います。
 番号別の箱は牛乳パックを利用し作ったものです。(箱を出す)
 テトラパックはベルマークとはマークが違い、こちらのマークになります。
 回収方法も違い、マークを切り取らず、パックごとの回収になります。インクカートリッジも純正品ではない物を取り除き回収しています。

 次にベルマーク整理作業の様子を紹介します。
 善誘館小では、授業参観の1時間前に委員さんに集まって頂き、ベルマークの整理作業を行っています。
 仕事をもっている方が多いので、ベルマーク活動は難しいのですが、授業参観日などの行事と抱き合わせることで、役員さんの負担を少しでも減らし、参加しやすいようにしています。
 7名の役員さんで構成された委員会ですが、学年委員長さんやベルマーク委員の方々の呼びかけでボランティア参加してくれる方々もたくさんいます。
 とても細かい作業なので、1人でも多くの参加は非常に助かります。役員さんの中には老眼の方もちらほら…。ベルマークがあまりにも小さく点数が『見えな~い!!』と笑いを誘いながら大きな虫めがねを持参して頑張ってくれた方もいました。
 活動日には、クラスや学校についての情報交換の場とし、おしゃべりしながら楽しい雰囲気の中で作業を行っています。

 こちらがベルマーク整理作業に必要になる道具です。まず、番号別に分けてあるベルマークをほどよい大きさに切り取ります。同じ番号の中でも点数に違いがあるので、間違わないよう同じ点数ごとに10枚にし、テープで止めたり、ホチキスで止めたりします。
 ベルマークの中でもキユーピーや湖池屋等は丸まっていてテープで止めにくいのですが、テープを机に止め、下からベルマークを付けていくとまとめやすいと思います。テープで止めたベルマークは同じ番号の封筒に入れ、次回の授業参観日まで学校で保管してもらっています。
 3回目の授業参観日に封筒の中身を確認し、ベルマークの点数ごとに集計し、封筒に記入します。封筒の集計が終わったらベルマーク送り状に記入し、ベルマークを送ります。

 こちらが今までのベルマークで購入した商品です。1枚1枚は小さな点数でも地道に活動することによって、時計や絵本・給食の配膳台・一輪車・運動会用のテント等、高価な商品も購入出来るのです。

 ベルマーク活動が継続してこられたのは…! PTAの主要な活動の一つとしてとりあげてきたこと。ものを大切にすること、環境を考えること等を指導してきたこと。へき地の学校のためにも役立つことなどを理解させながら行ってきたこと。この3点をベースに置いて、親子共々参加・協力してきたからだと思っています。

 最後に私たちPTAが、未来ある子どもたちのため協力しながら、子どもたちのより良い学校生活をサポートするため、これからも活動を続けて行きたいと思っています。これから皆さんのベルマーク活動が始まるわけですが、今日の活動発表が少しでもお役に立つことが出来れば大変嬉しく思います。色々と工夫しながら活動して下さい。ご静聴ありがとうございました。
=アーバンヴィラ古名屋ホテル

ベルマーク商品

プチポテトコンソメ味

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中