ベルマーク運動説明会 6月11日(水)米子


(2014/06/18)印刷する

倉吉市立河北小学校

25年度PTA環境福祉部長の穐近(あきちか)亮士さん

自宅の作業が中心、地域の祭りにも積極参加

 今年の2月、ベルマークが累計で500万点になり財団から表彰状をいただきました。ベルマークを担当するPTAの環境福祉部長でしたので、その縁で今回の発表をすることになりました。よろしくお願いします。
 私も河北小学校のOBであります。子どものころ、母とベルマークを切って集めた思い出がありますが、そんな長い積み重ねの結果が、500万点の大台達成につながったと思っています。

 学校の紹介をします。本校は1958(昭和33)年、日下小学校と上北条小学校が統合して開校しました。近年、周辺の市街化が急速に進み、児童数408人は倉吉市内で最も多い学校です。
 1959年、新校舎が落成して実質的に統合しました。1990(平成2)年には、倉吉市立上北条小学校が分離して開校しました。
 学校の場所ですが、清流天神川の中流東側に位置し、JR山陰本線倉吉駅より北へ徒歩20分のところです。倉吉駅も学区内です。
 倉吉市は、鳥取県中部に位置する人口約5万人の市です。市内には国の重要伝統的建造物群保存地区として指定されている打吹玉川地区をはじめ、江戸時代末期から昭和20年までに建てられた家屋や土蔵が多く残り、その街並みは、往時の面影を残す懐かしいたたずまいをみせています。
 また、市の南部に位置する関金(せきがね)温泉は、約1250年前に開かれた山陰屈指の古湯として知られ、その無色透明、無味無臭のお湯は、古くから「白金(しろがね)の湯」と呼ばれており、日本名湯100選にも選ばれています。

 ではPTAの活動について説明します。構成は下記の通りです。
・総務部=町内懇談会の開催・PTA会費集金等
・学年部=学級懇談会の運営・親子会の企画運営
・校外生活部=交通安全指導・自転車教室の開催・こども会育成
・保健体育部=生活習慣指導ノーテレビ、ノーゲーム・救急法講習会開催
・広報部=広報誌の発行(年3~4回)
・人権教育部=人権研修会の企画運営・人権教育だよりの発行
・環境福祉部(旧ベルマーク委員会)=ベルマーク、テトラパックの収集・仕分け等、上井(あげい)公民館連携活動
 私どもの環境福祉部は24年度まで、ベルマーク委員会という名称でした。ベルマークやテトラパック製紙容器を集める作業のなかで、地域との関わりもうまれるわけです。そこで、地元の公民館などとの連携もさらに強めようと新しい名称になりました。

 平成25年度の年間の活動内容です。年間3回の収集・集計でした。
 4月に第1回の部会を開き、年間活動方針を決めました。5月からベルマーク回収をスタートさせ、PTAに協力をお願いしてベルマーク一覧表を配りました。
 6月19日に第1回のマーク仕分けを行いました。集計結果を載せたベルマーク便りを配布しました。
 9月に第2回の部会を開きました。これは11月にある地域の「あげい祭り」に参加するための準備を話し合う目的です。
 10月16日に第2回の仕分け作業をしました。ベルマーク便りの2回目は12月に発行し、そこまでの集計結果を公表しました。
 3回目の集計は2月19日に行い、3月のベルマーク便りで集計結果を公表しました。3月は財団の検収がお忙しいというお話でしたが、年度末に送らせていただきました。

 ベルマークの集め方です。
 家庭から集める場合です。毎月20日をベルマークの日と決めています。児童が家庭からベルマークを持参して、各クラスにあるベルマーク箱にいれてもらいます。これを担任の先生が年3回、専用の封筒にまとめて、児童を通して環境福祉部員に渡してくれます。部員はクラスに2人います。
 部員は自宅で紙コップをつかって番号ごとに仕分けをします。この紙コップは60個ほどを1セットにして部員に渡してあります。仕分けしたマークは学校に持参し、協賛会社の番号ごとに分かれた引き出しに集めます。
 引き出しのマークはその日のうちに、番号ごとに専用封筒に入れ、また部員に振り分けます。部員は自宅で点数を数え、記入します。

 地域からの集め方です。
 各町内の公民館は、総務部員さんが学校に持ってきます。担当の先生に渡します。郵便局にも箱を置いています。月1回、部員が回収にまわります。地元の上井公民館は月2回、当番の部員が回収します。地元なのでたくさん集まります。

 テトラパック製紙容器の回収です。
 子どもたちが随時、学校に持ってきて回収箱に入れます。担当の先生が主導して、児童を上手に使って、部員とともに移動や箱詰めをしてくれます。箱詰めした専用回収箱は、先生がテトラパック社の回収センターに随時、送付します。上井公民館分は月2回、部員が回収します。

 「あげい祭り」への参加についてです。
 地区の大きな祭りです。ベルマークとは直接の関係はありませんが、地域の方と交流を持とうという一環です。地域と子どもたち、保護者がふるさとを意識してもらえるよう参加しています。地域の方にはベルマーク、テトラパックの回収に協力していただいています。交流強化はその促進力にもなると思います。祭りではPTAバザーやうどん、ジュースの販売をしています。

 私は1年間の環境福祉部長の経験でした。前年と同じことを繰り返しただけでしたが、私なりの感想を申し上げます。
 各家庭でほとんどの作業を行ってもらいますので、子どもたちと一緒に話しながら楽しくできた、マイペースでできた、という声を聞きました。ベルマーク運動が長く続いているのはこれが理由ではないかと思いました。
 また、購入金額の1割が財団に寄付されますが、それが具体的にどこに使われているのか、そんな情報が少ないように感じました。積極的にアピールすれば、新たな活動意欲につながるのではないかと思います。お聞きいただきありがとうございました。
(パワーポイントを使って発表)
=米子コンベンションセンター

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