ベルマーク運動説明会 6月13日(金)山形


(2014/06/17)印刷する

山形市立西小学校

      
    

年に6回、手厚い協力でボランティアを支える

 私たちは山形市立西小学校、ベルマークの会のスタッフです。
 今日は、いつも東京で私たちの活動をサポートして下さっているベルマーク財団の方々、そして山形で共にこのボランティア活動をしている仲間の方々にお会いできまして、光栄に思っております。

 山形は、春の山菜そば、夏の花笠祭り、秋は芋煮会、冬は蔵王でスキーに温泉、と四季が豊かで住みやすい所です。西小は、山形の旧市街地から西の方角にある静かな住宅地の中にあります。畑や田んぼもあり、教育環境に恵まれた学校です。校門を入るとすぐ、大きなけやきの木が私達を出迎えてくれ、「けやきっ子」と呼ばれる児童たちの元気なあいさつが飛びかっております。

 ベルマークの活動が始まり30年ほどたちました。15年目に100万点を達成、さらに15年目に200万点を達成し、財団から感謝状を頂きました。
 そして本日は、昨年度の合計点数が市内一位という事で、活動報告をさせて頂くことになりました。よろしくお願い致します。

 西小のPTA活動は、専門部や委員会、ボランティア等で構成されておりますが、ベルマークの会はその中でボランティアに属しております。
 約440名の児童がおりますが、学年から9名、全体で保護者54名と先生2名という多くのメンバーがおります。実際は仕事や様々な理由もあり、毎回30名ほどで作業しております。
 年に6回、10時から12時の間、視聴覚室に集まり作業をします。お父さまを含め、皆で情報交換などしながら楽しく活動しております。

 それでは、作業の流れを説明させて頂きます。実際に学校で使用している道具などを持って参りました。
 まず、4月に西小のベルマーク活動のお知らせのプリントと共に、全児童にベルマーク回収袋を手作りするための用紙を配ります。切り取り線とのりしろ付きのA4判の用紙で、簡単に封筒が作れるようになっています。一年間使う物で、毎回、お礼にベルマーク印のハンコを押してお返ししますので、周知とともに児童の回収意欲も高まるようです。

 そして、活動日前の一週間を毎回ベルマーク週間とし、お知らせのプリントを作り、先生から児童を通して各家庭に配布して頂きます。
 年に6回配布されるこのベルマーク便りは、前回集まった合計点数の報告や収集のお礼、ベルマーク協賛会社の情報なども書き込み、西小のベルマークへの意識を高めるための大切な交流です。

 作業当日は、朝一番で各クラスの担当の児童が皆の封筒を集め、視聴覚室前の収集箱に持ってきて入れておいてくれます。低学年は兄弟学年である高学年が回収のお手伝いにあたり、テキパキと作業をしてくれとても助かります。

 ここからは、ベルマークの会のメンバーが、作業を始めていきます。
 学年ごと、6つのグループに分かれ、初めの一時間は、ベルマークの切り揃えと会社番号ごとに分ける作業です。
 さくらんぼかイチゴが入っていたようなプラスチックの箱をたくさん用意しており、それに各自、段ボールに集められたベルマークを適量移し入れ、机に持って行き、切り揃えます。
 会社番号ごとの仕分けは、100円ショップで購入したあらかじめ仕切りのある入れ物に番号を記入して使っております。グループごとに6セット用意してあります。  グループごと、切り揃えたベルマークを番号ごとに仕分けし終わったら、それを今度は全体の回収ボックスに移し入れます。

 全体の回収ボックスは、家庭にあるティッシュボックスを改良して手作りした物です。小さなベルマークが良く見えるよう、引き出し型の箱にし、取っ手を付けて引き出せるようになっております。それをあらかじめ壁際に会社番号順に並べて置きます。
 全員がベルマークを移し終えたら、そのティッシュボックスの上の穴を利用して、財団から送られている協賛会社の集計用の封筒をセットします。集まらなかった番号のボックスは、撤去します。
 ここまで約一時間。お茶と飴で一息つき、次の集計作業に入ります。

 会社ごとに仕分けされたボックスを、各自机に持って行き、中に入っているベルマークを点数ごとに分けていきます。そして同じ点数ごと、10枚ずつまとめます。ホチキス止め出来る物は重ねて閉じ、出来ないものは、縦に10枚並べ、セロハンテープでまとめます。端数もまとめ、わかりやすく、上に油性ペンで枚数を記入します。それを封筒に入れ、表に点数を記入していきます。
 会社によって集まる枚数に差があるので、一人1~3箱の作業ですが、各自終わり次第その封筒を、その時の担当学年のグループに引き渡します。担当学年は、全体の点数を送り状に記入し、財団への発送の準備をします。ミスがないよう、数人で重ねてチェックします。発送は担当の先生に依頼します。

 このような一連の作業がスムースに行われるのも、委員長をサポートする、副委員長を含むスタッフ5~6名、そして順に回ってくる担当学年の保護者の協力のおかげです。会場の机並べや、用具の準備、最後の集計作業、片付けなどを協力してくれ大変助かります。

 なお、担当学年は6学年から順に下り、ちょうど年に一度全員がこの担当にあたりますので、全体の作業の流れが理解され、また西小の次の学年へと伝統が引き継がれていきます。
 ここまで、約一時間。12時には作業が終了となります。

 さて、昨年度は集めた点数で、運動会で使う紅白の大玉を購入しまして、運動会がますます楽しく盛り上がりました。私たちも児童たちも、このような形で学校行事に協力することが出来、喜びました。
 これまでも、ビブスやサッカーボールなど、先生方が児童たちの学習環境の向上のために必要な物を吟味して購入して下さっております。

 最後に、改めて、このような作業の流れをつくり、用具を整え、西小の伝統にして下さった歴代の保護者の方々と、発送に協力して下さる先生方、お手伝いしてくれる児童、そして回収ボックスを置かせて頂き、回収に協力して下さる地域の方々に深く感謝いたします。この伝統をより良い形で、これからも次に引き継いで参りたいと思います。
 ベルマーク財団の方々も毎回サポートして下さり、ありがとうございます。これからもどうかよろしくお願い致します。
=山形市民会館大会議室

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今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中