ベルマーク運動説明会 6月11日(水)弘前


(2014/06/17)印刷する

弘前市立豊田小学校

左から大里志穂さん、福島永恵さん、中林恵里子さん

在宅ボランティアを募り委員みんなでコツコツと

 豊田小学校は、明治9年に外崎小学校という名で創立された、長い歴史をもつ学校です。戦後まもなく、近隣の学校が統合して、豊田小学校という名になりました。現在、420名ほどの児童が過ごしています。本校は、校庭がたいへん広い学校で、休み時間には、多くの児童が、われ先にと駆け出し、遊びやマラソンに取り組んでいます。昼休みの後に行われる毎日の清掃活動は、6年生をリーダーとした異年齢集団の縦割り班で行っており、この活動を通して、思いやりの心や、協力する気持ち、責任感が育っています。また、保護者の方々や地域の方々の学校を支える気持ちがたいへん強く、登下校の見守り活動をはじめ、春の校庭整備、学校園の土作り、再生資源回収、通学路の除排雪作業等、様々な事業で子どもたちの活動を支えています。「笑顔あふれ、夢を語り合う、楽しい学校」という信条のもと、子どもたちは伸び伸びと学校生活を送っています。

 ベルマーク委員会は、学年委員会と5つの専門委員会からなるPTAの体制の中の、専門委員会の中にあり、各クラス2名の委員30名前後と、毎年募集している、在宅での作業協力者70名前後で構成されています。在宅の作業協力者は、年度始めに募集し、一人、年1~2回の割合で、児童を通して仕分け作業のお手伝いをしてもらっています。

 本校がベルマーク活動に参加したのは昭和60年からです。2年前にベルマーク累計が200万点を達成して、賞状をいただきました。少しずつでも、コツコツ活動する大切さをあらためて感じ、活動内容を見直すきっかけともなりました。
 ベルマーク委員会は、現在は、単独で活動していますが、他の委員会の中に含まれた時期や委員の人数が各クラス2名から1名へ変更されたため人数不足だった時期、活動日に人数が集まらなかった時期もありました。現在では、委員の人数が、各クラス1名から2名となり、活動日の出席人数も20名ほどとなり、作業の効率があがりました。中には、在宅希望の方もいますが、在宅の委員として戦力になっています。

 それでは、ベルマーク委員会の活動方法の説明をしていきたいと思います。

 まず、本校のベルマーク回収から発送までの流れです。
・年6回児童からベルマーク袋で回収する
・集まったベルマークを在宅協力者が同じ番号の小袋に仕分ける
・委員が仕分けされた小袋と同じ番号のケースに移し点数ごとに10枚にまとめる
・年2回集計・発送する、という方法になります。

 ベルマークの回収方法ですが、年6回、6、8、9、10、11、1月にベルマーク袋を児童に渡して回収します。そのベルマークを各クラスの回収ボックスに入れ、活動日の朝までに、職員室にある回収ボックスへ入れてもらいます。ベルマーク袋へは、担任の先生からシールを貼ってもらっています。

 回収されたベルマークは、7、9、10、11、12、2月の計6回、在宅協力者と在宅の委員数名に在宅用の袋に分けて渡します。1回あたり10名から15名になるようにしています。
 在宅依頼の際は、募集した時の氏名の書いた紙を利用して中身の見える専用の袋に入れています。袋の中には、①番号を書いた小袋 ②ベルマーク ③回収している会社と番号の表 ④作業内容の用紙を入れています。
 依頼内容は、同じ番号の小袋へベルマークを入れてもらう作業で、2週間ぐらいで回収しています。その他、前年度からは、在宅作業の委員にはベルマークをカットし点数ごとに分けてもらう作業と、活動日に委員が作業している内容と同じ様にベルマークを10枚ずつセロテープでまとめる作業を2~3時間を目安に作業してもらっています。
 在宅協力者の募集は、委員の人数が減少した年度に始め、委員の人数が安定した現在も続けています。豊田小学校では、他のいろいろなPTA活動でもボランティアを募っていますが、自宅での作業ということもあり参加しやすい活動のひとつのようです。
 委員会活動は、5、6、7、9、10、11、12、2月、の年8回、第3木曜日の午前中の2時間を目安に、学校で作業しています。まず、在宅依頼したベルマークを番号ごとに仕分けされたケースへ入れていきます。以前は、作業日に枚数を数えてメモに残し、発送時にメモの数を集計するという作業をしていましたが、間違いが多かったため、現在では、ほかの学校でも実施されているように点数ごとに10枚ずつセロテープやホチキスでまとめる作業へ変更しました。10枚にまとめたベルマークは、使用しなかった前年度のベルマーク整理袋へ入れていきます。点数の種類が多いキユーピーや湖池屋のベルマークなどは、さらに点数ごとにベルマーク整理袋に入れておきます。

 集計作業は活動日におこないます。委員全員で古い整理袋から新しい袋へベルマークを移しながら、点数と枚数を書き入れていきます。その後、副委員長を中心にして2~3名で集計をし、発送します。ベルマークの発送は年2回を目標としていますが、時期は決まっていません。ただし脱退した会社がある場合は、脱退した会社の有効期限内にベルマークを発送し、無駄がないよう心がけています。

 カートリッジの回収は、ベルマーク回収の際に呼びかけていますが、年に数回、直接学校に持ってきてくださる保護者の方や近隣の方もいらっしゃいます。カートリッジは、ベルマーク同様、活動日までに職員室にある回収ボックスに入れてもらい、2~3名の委員でその都度、各メーカーに分けて大きめの衣装ケースに入れて保管しています。インクカートリッジがいっぱいになったら箱詰めしていきます。この作業も、活動日に2~3名で作業しています。以前は、そのまま分けずにおいていたため、いざ箱詰めにする時は時間がかかり、活動日以外に集まったりして作業していました。改善した結果、活動日の範囲内で作業することができました。

 最近では、ベルマーク預金でメッシュベスト100枚と縦型サイクロン掃除機7台を購入しました。メッシュベストは、5年生と6年生が参加するスキー教室で使用しています。
 その他の活動としては、3年前より学区内のスーパー佐藤長小比内店さんにベルマークの回収箱を設置させて頂いております。テトラパック製紙容器の回収は、今の所まだ実施していません。

 最後になりますが、ここ数年をかけて問題点を少しずつ改善してきました。委員の人数の減少に伴い協力者の募集を始めたり、ベルマークの点数計算の間違いを減らすための対策などです。まだまだ問題点もありますが、集められたベルマークが無駄にならないようにコツコツと、次に委員になる方がスムーズに作業できるように改善し、ベルマーク委員会を盛り上げていきたいと思います。また、子どもたちの楽しい学校生活をサポ―トしていきたいです。
=弘前文化センター中会議室

ベルマーク商品

チェルシー バタースカッチ 10粒

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中