ベルマーク運動説明会 6月13日(金)八王子
(2014/06/16)印刷する
いずみの森小中学校第六小学校 前PTA会長の荒木真さん(中央)と前副会長の花村梨恵さん(右)、寒河江仁美さん |
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全員参加型のPTAに改革、力を合わせて八王子市立いずみの森小中学校第六小学校は、JR八王子駅南口一帯を学区域とし、児童数517名の中規模校です。創立73年を数え、3年前の平成23年度には校庭を全面芝生化し、翌年の平成24年度には小中一貫校として、新スタートをしました。学習面はもちろんのこと、芝生でランチ、落ち葉ひろい、中学生による読み聞かせなどを通じて、小学校と中学校の交流に取り組んでいます。本校PTAのベルマークの取り組みについてご説明します。 ベルマークの取り組みについては、大きく回収・仕分け・集計の3つがあります。 ≪回収について≫ ベルマーク回収箱は各教室へ設置し、また学区域のスーパー、コンビニエンスストア・ドラッグストアなど66店舗にも設置させていただき、地域の皆様からもたくさんのあたたかいご協力をいただいております。 また、テトラパックの紙容器は一昨年度まで、学期に一回の回収日に集めていましたが、収集日まで家庭で保管していることが難しいとの声を受け、学校の協力をいただき、子どもたちが必ず通る玄関先の2カ所に常設させていただくことができました。設置の際の条件として、学校の顔である玄関なので「美しく」との要望があり、かわいらしく、わかりやすく箱を装飾しました。 インクカートリッジの回収箱もテトラパックの紙容器回収箱に合わせて、かわいらしく装飾をして職員室前に常設しています。 これとは別に、学校公開日や保護者会など保護者が来校する際には、メール配信にてベルマーク、テトラパックの紙容器、インクカートリッジの回収を行う連絡を行い、受付の横に回収箱を設置しています。 ≪仕分けについて≫ ベルマークの仕分けは各学期に1回、20名程度で作業を行います。 りんごを箱詰めする際につかわれるトレーを利用して、会社ごとに仕分けをします。ベルマーク事業から撤退してしまった企業のベルマークやベルマークではないものが混入していないか確認します。その後、フリーザーバッグなどの袋に入れておきます。 テトラパックの紙容器についても各学期に1回、10名程度で作業を行います。テトラパック社製以外の紙容器が一緒に収集されていないか、汚れがないかなどの確認をして段ボールに箱詰めしています。 インクカートリッジについては年に1回、10名程度で作業を行います。未使用のインクカートリッジやベルマークの対象とならないインクカートリッジを取り除き、段ボールに箱詰めしています。 ≪集計について≫ ベルマークの集計は各学期に1回、20名程度で作業を行います。 点数ごとに10枚の束を作り、セロハンテープやホチキスで止める作業を行い、点数を数えます。ベルマークが多く集まる会社については、再度本部役員で計算間違いがないかの確認を行っています。ひと手間かかりますが、この作業により集計ミスが格段に減りました。 この本部役員による確認作業を行い始めたのは、実は昨年度からです。 本校PTAは昨年度、PTA改革を行いました。今までは本部役員と各クラスから選出される委員でPTAに関する作業を行っていましたが、役員と委員の負担が大きく、毎年選出が難航していました。 そこで、保護者全員が年に1回、PTAの活動に参加し、たくさんの方にPTAの活動を知っていただく機会をもち、全員で少しずつの力を出してあって子どもたち・学校・地域を支える仕組みを作りました。 年に1回、PTAの活動に参加する活動の大きな柱が、このベルマークに関する作業です。今までは役員や委員になったことのある人だけが作業していましたが、1年間でのべ150名程度の保護者が関わるようになりました。 昨年度初めてベルマークに関する作業をした保護者からは「ベルマークがこんな商品についているのを初めて知った」「ベルマークを切るときは大きめに切り取った方がよいことがわかった」「テトラパックの紙容器以外のものが多く収集されているので周知したほうがよい」などの意見があがり、ベルマークに対する意識が高まっています。 特にテトラパックの紙容器の回収量がとても多くなり、集計前のPTA室には段ボールが山積みになるという、うれしい状況が続いています。また、ベルマークの作業中は保護者同士の情報交換というおしゃべりがあったり、知り合いが増えたりととてもいい機会となっています。多くの保護者にベルマークのことを知っていただく機会になった半面、初めての作業という保護者も多く、間違ってしまうことがあったため、本部役員で最終確認を行うようにしました。 また、子どもたちも「緑のバトン運動」に取り組み、交代で水やりをして被災地に送る苗木を育て、大きくなった苗木を発送しました。 ベルマーク運動を通じて、子どもたちも、保護者も一人一人の小さな力が大きな力になることを学ばせていただいています。ベルマーク運動が協賛会社・協力会社・財団のみなさんによって支えられていることに感謝し、今後もベルマーク運動をたくさんの方に知ってもらい、子どもたちの学ぶ環境がよりよくなるよう取り組んでいきたいと思います。 ご清聴ありがとうございました。 |
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(スライドショーで発表) =いちょうホール |