ベルマーク運動説明会 5月30日(金)延岡


(2014/06/13)印刷する

日向市立財光寺小学校

右からベルマーク部長の程内初代さん、PTA副会長の高見希さん

年度初めに担当学期を決めて作業分担、児童も仕分け

 財光寺小学校は、昭和21年、当時の第一富高国民学校から分かれ、今年で創立69年目を迎えます。現在、本校では学校目標に『「わたしを見てください」と言える財(たから)っ子の育成~「たくましく なかよく生きる かしこい子」を育てる~』を掲げています。

 本校児童の自慢は、礼儀正しさと素直さです。朝は、高学年がお世話しながらきちんと並んで登校し、校門前では大きな声で元気のいいあいさつをします。校内ですれ違う時もあいさつをします。清掃も無言で黙々と取り組みます。
 時限ごとに授業は「ピン、ペタ、グー はいっ」の元気のいい号令で始まります。背筋が「ピン」と伸びているか、 足の裏が床に「ペタ」とついているか、 机とおへその間は「グー」1つ分空いているか、3つのチェックで良い姿勢を保つための合言葉です。
 先生の指示や質問には「はいっ」という歯切れのよい返事で答えます。昼休みの時間には、ほとんどの子どもが運動場に出て遊ぶなど、学校中が子どもたちの生気に満ちあふれています。児童の委員会活動も活発で、生活委員会による朝のあいさつ運動、ハートフル委員会のボランティア活動など、それぞれに児童の発想を生かした活動が積極的に行われています。

 本校の教育活動の取り組みとしては、平成21年度から読解力向上や英会話科の研究指定を受け、先進的な取り組みを通して、児童の学力向上だけでなく、自信と誇りの高揚も図れています。
 そして、本年度はこれまでの取り組みの成果を基礎として『ICT(情報通信技術)を活用した21世紀型スキル育成の授業づくり~「考える・分かる・伝え合う」協働学習を目指して』を研究主題としてICT機器を活用した分かる授業づくりを通して学力向上に努めています。

 財光寺小学校PTAは、PTA運営委員会をはじめ、クラス単位でのPTA組織と、地域を単位とした育成会と呼ばれる組織があり、学校活動において、その活動内容により、クラスあるいは育成会でその活動を主催し、時には参加しながら活動を行います。運営委員会・クラス・育成会がそれぞれ協力しあい、学校内外で起こった問題点などを解消し、子どもたちの安全・健全な活動を担っています。

 PTAでは「一人一役」として保護者全員が必ず何かの役割を分担するような仕組みになっています。ベルマーク委員もそのような中から選出されています。ベルマーク活動は、ベルマーク部長と各クラスから3人ずつ選出されるベルマーク委員を中心に行われています。

 ベルマーク活動は①ベルマーク袋の配布・収集 ②ベルマーク委員による仕分作業 ③集計作業 と行われていきます。
 ベルマーク収集は、まず学級担任から全校児童に「ベルマーク便り」と「ベルマーク袋」が配布されます。このベルマーク袋にはテトラパック紙容器やインクカートリッジの収集についての説明を印刷しています。テトラパックについては切り取ってしまう保護者が見受けられたので、イラスト入りの説明をしています。まだ、切り取ってしまう方もいらっしゃるようですが、テトラパックの存在を認識される方が増えてきているようです。

 子どもたちが各家庭で集められたベルマークをその袋に入れ、学校に持ってきます。学校ではクラスごとにベルマークを入れるポケットが掲示されます。子どもたちはそのポケットに仕分けをしながら入れていきます。締切日が来ると、そのポケットは先生から子どもを通して、ベルマーク委員になった保護者へ渡されます。ベルマークを受け取った委員はベルマークの集計作業日までに各自自宅でそのベルマークを仕分けます。

 ベルマークの仕分けについて説明します。ベルマークの仕分けは次のように行っています。5つのマス目を二段に重ねた2×5=10枚となる基本形の台紙にベルマークを種類ごとに並べます。一目で枚数が確認でき、整理しやすく、その後の計算も楽に行えます。また、10枚ごとにまとめられなかったものも2×5の形で整理することで、集計作業日に他の委員が持ち寄った端数のベルマークと合わせられます。
 集計作業は授業参観が始まる前の1時間程度行われます。1学期、2学期、3学期の学期ごとの最後の参観日に合わせて収集・集計作業が行われています。年3回集計作業を行うので、クラスから選出されるベルマーク委員は3人とされ、年度当初全クラスのベルマーク委員が決定した時点で、ベルマーク部会を開催し、ベルマーク委員の担当学期の分担決定や、ベルマーク集計についての説明会を行っています。
 インクカートリッジ、テトラパック容器の収集については集計日にかかわらず学校に届けるようにお願いをしています。また、インクカートリッジは子どもたちの委員会活動の一つである「ハートフル委員会」も収集を行っています。「ハートフル委員会」はペットボトルキャップを集めて、発展途上国へポリオワクチンを贈る活動をメーンとしていますが、2年前からインクカートリッジの収集も行うようになりました。これはテトラパックの収集方法について協議している中で、インクカートリッジだったら、子どもでも収集が可能ではないかと先生方から提案をいただき、子どもたちへの指導をお願いしました。
 毎週金曜日の朝、下足棟から教室へ行く通り道にかごを置き、そこで「ペットボトルキャップ」と一緒に「インクカートリッジ」も収集してもらっています。この他、地区の公民館単位で集められたベルマークも直接あるいは育成会を通していただいています。
 これまでベルマークでの物品購入は、図書室の本や中庭に設置してあった屋外用の時計が故障した際に、その時計を購入しています。昨年は、学校紹介でもあったICT教育に必要なプロジェクター3台を購入しました。
 今後のベルマークの活動ですが、古くなったり不足したりしているベルマークポケットを新しいものに取り換えていきたいと思います。また、ベルマーク袋は毎年新しい袋を配っていますが、状態の良いものは再利用ができないか、検討をしています。
これからもPTAの皆さんや地域の方々に協力してもらい、根気よく地道にベルマーク運動を続けていきたいと思います。
(パワーポイント使って発表)
=ガーデンベルズ延岡 1階パールの間

ベルマーク商品

タフビズ工事補償保険

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中