ベルマーク運動説明会 6月6日(金)水戸


(2014/06/11)印刷する

ひたちなか市立長堀小学校

海野佳代子さん(中央)らPTAのみなさん

新しい整理用BOXで集計・発送がスムーズに

 ひたちなか市立長堀小学校は、昭和54年に開校し、今年で36周年を迎えた全校児童608名の学校です。近くには市文化会館や医療施設、商業施設があり、一方で静かな環境の住宅地や田畑や緑も多く、とても住みやすい恵まれた環境に位置しています。
 長堀小の教育目標は、夢のある楽しい学校をめざし、かしこく・すなおに・あかるく、を校訓とし、たくましく生きる力を備えた児童の育成に力を入れている学校です。
 また教育環境にも大変恵まれていて、学校と地域の方々のご支援、ご協力により田植え・稲刈り、ホタルの鑑賞会、各家庭でサケの孵化から稚魚になるまで育てて行うサケの稚魚の放流は、毎年全校児童によって行われる、長堀小学校の三大体験学習になっています。これらの体験を通して、食の大切さ・命の大切さを学ぶ機会となり、子どもたちの心の成長に大きく役立っていることを大変うれしく思っています。

 PTA組織についてお話し致します。PTAは本部役員とは別に、学年委員会・教養委員会・保健整備委員会・校外指導委員会・広報委員会の5つの専門委員会があります。ベルマーク活動は、学年委員会が中心となって取り組んでおります。学年委員は毎年4月に各クラスから1名ずつ選出され、昨年は21名で活動を行いました。

 ベルマークの活動についてです。ベルマーク活動は学年委員とボランティアの保護者の方、そして5・6年生のベルマーク委員の子どもたちで仕分け・集計・発送作業を行います。
 まず5月に各家庭に向けて、集め方、切り方、出し方について、 ベルマーク便りでお知らせし、そしてベルマーク商品一覧表を配布します。また学校近郊のスーパー、コミュニティーセンター、コンビニエンスストアなどにも協力して頂き、地域の皆様にも支えられながら活動しています。
 そして6月にベルマークの回収が始まります。月初めにベルマークの収集袋を配っていただき、各家庭から集めたベルマークをベルマーク委員の子どもたちが回収し、ベルマーク回収箱に持っていきます。回収したベルマークは、ベルマーク委員の子どもたちによって、協賛会社の番号ごとに仕分けされます。
 仕分け作業は朝の時間・昼休み・委員会活動の時間を利用して行われます。子どもたちにとってベルマーク活動は、ボランティアの大切さやベルマーク運動の大切さを知るうえでとても貴重な体験となっています。少ない時間の中、子どもたちが一生懸命作業をしてくれるので、私たち学年委員はとても助かっています。
 仕分けしたベルマークは、昨年学校が作ってくださったベルマーク整理用BOXに番号ごとに分けられます。この整理用BOXが出来るまでは、イチゴパックを並べて私たち学年委員も仕分け作業を行っていました。しかし今は、仕分けをしたらすぐにベルマーク整理用BOXにしまえるので、子どもたちだけで出来るようになりました。このBOXのおかげで格段にスピードがアップし、集計・発送作業がスムーズに行えるようになりました。この点が、昨年度点数が上がった要因の1つだと思います。

 次に集計・発送作業を学年委員とボランティアの保護者の方が行います。活動は年9回、午前9時から12時の間で都合のつく方に出てもらいます。まずベルマーク整理用BOXの番号ごとに仕分けされたものを、同じ番号の袋に移動します。移動した袋をテーブルに並べて、枚数の多いものから集計します。1人1社ずつトレーの上で集計し、薄いものはホチキスで、少し厚いものはセロテープを使って10枚ずつまとめていきます。お茶を飲みながら、和気あいあいとした雰囲気で作業をしているので、とても楽しい時間を過ごしながら活動しています。
 発送は年3回行います。特に発送する日は学年委員の皆さんに声掛けをして、少しでも多くの集計作業をお願いしました。そして集計の最終確認を委員長、副委員長で行い発送しました。
 インクカートリッジは、職員室前の廊下に設置し、箱がいっぱいになったらそのつど発送を行いました。

 長堀小学校は1998年6月からベルマーク運動に参加し、今年で16年目になります。各家庭と学校、地域の方々のご協力、そして委員会の地道な活動により昨年度、累計点数が140万点を超えました。
 このようなベルマーク活動で、昨年は11万5069点を集めることができ、電動シャープナー6個、デジタルカメラ、DVDプレーヤーを購入することが出来ました。また学校から昨年の点数が県内で第10位の成績と報告を受けた時は、とても驚いたのと同時に、先生方がとても喜んでくれたので、1年間みんなで頑張ってきてよかったなぁという気持ちでいっぱいになりました。
 ベルマーク活動は1つ1つの点数は小さいですが、地道なボランティア活動を続けることにより学校や子どもたちに還元されるだけでなく、社会貢献活動にも大きく役立っています。
 これからも子どもたちのために、無理なく・無駄なく・根気よく、そして楽しく、をモットーに、保護者、学校、地域の方々に協力をお願いしながら、こつこつと活動を続けていきたいと思います。
=茨城県立県民文化センター

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