ベルマーク運動説明会 6月5日(木)日立


(2014/06/11)印刷する

日立市立金沢小学校

発表した神田史子さん(右)と深谷幸子さん

回収、仕分けまで子どもたちが担当

 金沢小学校は、日立市の南部山側に位置し、眼下に太平洋が見える自然豊かな住宅地にある学校です。1971(昭和46)年4月、「のぞみ大きく 心ゆたかに たくましく」を校訓に開校されました。現在、401人の児童が「命・ドンマイ・ありがとう」を合い言葉に元気に学んでいます。職員室前の花壇には、四季折々のきれいな花が咲き、日立市花いっぱいコンクールで優良賞をいただきました。

 ベルマーク運動の参加は、1973(昭和48)年で、今年で41年目になります。地域の皆さまからのご協力もあり、昨年度の集票点数は約7万6000点でした。平成7年には累計点数が500万点を達成し、ベルマーク財団より感謝状をいただきました。現在も額に入れられ校長室に飾られています。
 PTAには6つの委員会があり、ベルマーク活動は各学年2名ずつ選出される学年委員12名が担当しています。活動準備として、年度初めに1年間の作業実施日を決定します。担当の先生と調整して決めます。そうすることで、お仕事をしている委員の方々も予定をたてやすくなります。

 まず、ベルマーク回収袋を作ります。封筒の表に回収日のお知らせと受領印欄の紙、裏にベルマークが1点=1円になること、切る時の注意点などが書かれた紙を貼り付けます。
 金沢小学校のベルマーク回収は、年間10回あります。毎月1日に担任の先生に回収袋を配布してもらいます。
1~2年生…回収袋ごとクラスのケースに入れる。
3~6年生…自分でクラスのケースに仕分ける。
5~6年生の福祉委員会児童が全学年から回収して、PTA室のベルマーク番号別引き出しに入れる。回収袋に「有難うございました」の印を押す。

 ベルマークの回収・仕分けまで子どもたちが担当することで、ベルマーク運動へ関心を高めています。また、限られた人数で活動している学年委員の負担軽減にもつながり、とても助かっています。このように関わることで、親も子も一緒にベルマーク運動を盛り上げています。
 この他にも福祉委員会は、担当の先生と昇降口に設置してあるインクカートリッジやトナーの回収センターへの送付も行なっています。

 ベルマークの整理は学年委員が担当します。枚数や点数の種類が多いものなど、不公平にならないように学年で分け、1年間同じ番号を担当します。ベルマーク番号別引き出しを準備し同じ点数のものを10枚1セットとし、セロテープで貼るかホチキスでとめていきます。セロテープの場合、片面だけだと回りの余った部分が他に付いて作業しづらいので、表と裏の両方を貼ります。10枚に満たなかった端数は、テープで貼ったり、クリップや袋などでまとめておくと次回の作業がスムーズに進みます。時々、委員会経験者が2枚以上のベルマークをセロテープで貼って回収袋に入れてくれます。少しでも時間短縮できるようにとの心遣いがうれしいです。

 集計は、協賛会社ごとの整理袋に枚数と点数を記入して、作業記録用紙にも書き写します。作業日の流れは、ベルマークの整理→集計までを2時間ほどで終わらせます。
 財団へは、ベルマーク番号順に並べて集計し、送り状を記入して発送します。年度末に1年分をまとめて行ないます。3月の作業日のあと、速やかに発送手続きが出来るよう、学期ごとに「同じ番号・点数、10枚あるか、合計点数は合っているか」確認しておきます。

 ベルマークだよりを学期ごとに発行しています。日頃、見落としがちなベルマークが付いている商品の紹介、ベルマーク預金での購入品、年間目標と回収結果の報告などをお知らせします。
 近隣の金融機関やスーパー・交流センターなど5カ所にベルマークとインクカートリッジの回収箱を置かせていただき、毎月、担当の学年委員が回収します。また、交流センターだよりで回収箱の設置場所をお知らせし、ご協力いただけるよう呼びかけています。

 昨年度は、消費税増税を控えて、車椅子、一輪車、ビーチバレーボール、ビブス、バトミントンシャトル、デジカメ、バッティングティー、リングバトンなど10種類もの品物を購入しました。
 今後も子どもたちのために、保護者や学校、地域の皆さまと協力し合って、楽しみながらベルマーク活動を続けて行きたいと思います。
=日立シビックセンター

ベルマーク商品

スーパーXゴールド

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中