ベルマーク運動説明会 6月6日(金)静岡
(2014/06/11)印刷する
静岡市立清水不二見小学校 宮本梨里香さん(2014年度PTA副会長)、遠藤真貴子さん(同) |
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自主性を尊重しながら月一度の仕分け清水不二見小学校は、JR東海道線清水駅から、南東に約3キロ離れた住宅街にあります。1847(明治7)年に創立され、今年度141周年を迎える歴史ある学校です。88年前の卒業生が卒業記念に校庭に植えた大イチョウがあり、学校のシンボルになっています。『ふじっきー』という愛称が付けられ、子どもたちを温かく見守っています。校舎3階からは、「世界文化遺産」に登録された富士山が良く見えます。非常に環境に恵まれた学校です。 現在、児童数は512名で、17クラスです。1963(昭和38)年にベルマーク運動に参加して以来、約50年間の累計で、県内8位となる700万点の大台を突破しました。ベルマーク財団より感謝状を頂きました。 学校では、「学び続ける子の育成」という教育目標を掲げ、「気づき・判断し・行動できる子」を重点目標にしています。総合的な学習時間で奇数学年と偶数学年を分けて発表する活動を公開しています。 PTAには2つの委員会があります。ベルマーク活動は、文化厚生委員会が中心となり、児童会の福祉委員会と連携し、自主性を尊重しながらマイペースで活動しています。委員会で、毎年工夫をこらしたお便りが発行され、PTAの皆さんにベルマーク収集の士気を高めていただいています。 作業の流れを順に追って説明します。 各クラスにベルマーク回収箱を設置しており、子どもたちが各家庭でベルマークを集めて学校に持ち寄り、回収箱に入れます。児童会の委員が、各クラスのベルマークをまとめ、PTA文化厚生委員会に手渡します。家庭や地域から集められたベルマークは、毎月1度のペースで学校の会議室で仕分け作業を実施します。 午前中、1時間ほどの時間で行い、年数回、委員会の子どもたちと交流も兼ねて、午後に仕分け分け作業を行っています。仕事を持つ委員も多くいるため、作業の参加は、自主性を尊重しながら進めています。 会社番号を記したイチゴのパックを並べ、その中に番号別に仕分けします。 この時、ベルマークをきれいに切る人と、仕分けする人で分かれると、効率よく進めることができます。 年に10月と2月の2回、集計作業を行います。同じ会社と同じ点数を10枚ずつ並べて確認します。この時、ビニール製のマークは、そのままホチキスで止め、画用紙素材のマークはセロハンテープで貼ります。貼ったベルマークを10枚ずつ束ねて、会社別の名 前が書かれた封筒に入れていきます。 学校の事務職員の方たちが、送り票や点数管理をしながらサポートしてくれています。 たくさんの方々のサポートによりベルマーク収集や管理が出来ています。 数年前から事務室には点数の高いインクカートリッジの専用回収箱を設置しました。おかげで、ベルマークの集票点数も伸びました。 そして何より大きな援軍は、地域の方々による協力です。貴重なベルマークが、有志の方たちから届けられます。 これまでに、ベルマーク預金で顕微鏡やゴーグル、ボール類、デジタルタイマーなどを購入してきました。 これからも地域の方たちや学校職員、家庭での協力や連携を深めながら、集められたベルマークが、子どもたちのためになることを願い、活動を続けていきたいと思います。 |
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(スライドショーを使って発表) =GRANSHIP 11階会議ホール |