ベルマーク運動説明会 6月4日(水)豊橋


(2014/06/11)印刷する

豊橋市立栄小学校

左から都築里美さん、井上由美さん、大家久美子さん、山本美帆さん

子どもたちとPTAが連携、作業も工夫して

 栄小学校は豊橋市南部にあります。校区内には豊橋鉄道渥美線や国道259号線が通っています。戦後、旧陸軍施設の住宅転用や住宅団地の建設、開拓農地化などが進められ、現在、6千世帯を超える市内でも大きな校区になっています。福岡小学校から1952(昭和27)年に分離独立して、67年目を迎えます。大学や高校、中学、保育園などの教育施設が隣接する文教地区です。

 ベルマーク活動は、1966(昭和41)年に開始され、28年にわたり、地道に続けてきました。
 年度初めに、厚生委員会でベルマークの収集をお願いするプリントを作成します。合わせて、インクカートリッジやトナーカートリッジ、テトラパック製紙容器の収集もお願いします。そのプリントを全児童に配布するほか、町内の方たちにも、回覧板で協力をお願いしています。これにより、地域の方たちや、施設に設置された収集箱からもベルマークが集まってきます。
 学校では、教室にベルマーク収集箱を設置し、各家庭からベルマークを持ち寄り集めています。4月のPTA総会でも、ベルマーク運動を紹介して、ベルマーク運動への関心を高めてもらい、収集の協力をお願いしています。

 今年度から新しいプランとして、廊下の委員会用の掲示板に、各クラスがベルマークを何枚集めたかを報告。多く集めたクラスがわかるように、棒グラフで掲示して、ベルマークキャラクターのシールを作り、掲示板のクラスごとの棒グラフに貼っていこうという取り組みを思案中です。回数が多かったクラスへのごほうびも考え中です。賞状かメダルを贈るなど、どのような形で表彰するのか、児童たちで話し合っています。
 また、東日本大震災で被災した小学校に、集めたベルマークを寄贈する交流も検討中です。

 地域のみなさんには、年2回の資源回収の時と、月1回のあいさつ運動の時。インクカートリッジやテトラパック容器を持ってきていただけるようにお願いしています。スーパーや銀行、病院、地区市民館など、地域の施設に収集箱を設置。目に付くように、入り口に収集箱を置いていただき、気軽にベルマークを出していただけるように工夫しています。これらのベルマークは、厚生委員会で定期的に回収しています。

 寄せられたベルマークや牛乳パックは、児童会ベルマーク委員会の活動する教室に持っていきます。委員会の児童たちによって、企業ごとに仕分けられます。その際、厚生委員会で昨年に牛乳パックを活用して作成した「仕分けボックス」が、作業の効率化に貢献しました。
 厚生委員は約10人。月に一度、児童たちのベルマーク委員活動日に併せて、月末の月曜日に活動しています。児童たちがベルマークを仕分けしている時間に合わせ、インクカートリッジやテトラパックを回収対象のものか丁寧に確認。集計や発送の作業を行います。

 児童によって企業別に仕分けされたベルマークは、PTA室に集められます。そこで、厚生委員たちによって、企業別の袋にまとめます。その際、仕分けボックスと袋を企業番号別に色分けすることにより、移し換えの作業時間を短縮できました。企業ごとに分けられたベルマークと集計表を、厚生委員が一人当たり数社ほど、持ち帰ります。各家庭で集計して、翌月のベルマーク活動日に持ち寄ります。
 集計表も工夫して、点数を同じ行にそろえることで、点数計算がしやすくなりました。集計されたベルマークは、7月と11月、2月に発送されます。間違いのないように確認しながら、整理袋に記入して、封をします。インクカートリッジやテトラパックの発送は、ある程度、集まった時点で、その都度、送っています。

 児童たちと厚生委員会の連携を深めようと、児童たちが学校生活で必要だと思う備品を選び、目標に向かって、児童たちと協力する態勢にしました。昨年度は、ティーバッティングボールや体操マットを購入しました。児童と保護者が一体となって、「楽しく、早く、正確に」ベルマーク活動が行えるように工夫をしました。

 参加した児童たちや私たち保護者にとって、ベルマーク活動を通してお互いに分かち合える達成感は、何物にも代えがたい喜びです。今後も、収集の方法を工夫しながら、児童たちや地域の方たちとの連携を深めて、活動を続けていきたいと思います。
(スライドショーを使って発表)
=豊橋市の名豊ビルコミュニティーホール

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今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中