ベルマーク運動説明会 5月28日(水)北九州
(2014/06/09)印刷する
北九州市立足原(あしはら)小学校 左から徳永智子さん、PTA会長の古大内徳雄さん、工藤ゆう子さん |
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毎月の小集計をきっちり、総集計がスムーズに足原小学校は、小倉北区東部、足立山麓の住宅地にあり、近隣には北九州市民球場やメディアドーム、平和公園等の公共施設も充実しています。小倉の繁華街に近いのですが、自然豊かな環境にあります。1965年に開校し、本年度は創立50周年記念行事をひかえています。現在は、19学級と特別支援の3学級の計22学級あり、630名が池田優校長先生のもと、勉学に励んでいます。足原小学校の教育目標は「豊かな心と健やかな体を育み、確かな学力の向上を図る」です。 足原小学校では「いきいき にこにこ もりもり」と言うスローガンがあります。 「いきいき」とは、自ら課題を見つけ、何に対しても意欲的に取り組み、よく考え、自らを伸ばそうとする子どもになりましょうという事です。 「にこにこ」とは、相手の立場に立ち、思いやりを持って人と接したり、色々な事に感動したり、感謝のできる心を持てる子どもになりましょうという事です。 「もりもり」とは、たくさん食べて、たくさん遊んで、たくさん勉強して、心身ともに健やかで、意志の強い子どもになりましょうという事です。 足原っ子たちは、この言葉の通り、いきいきと何にでも挑戦し、にこにこと笑顔を絶やさず、もりもりと何があっても諦めない強い意志をもった子どもたちに育っています。 足原小学校PTAには、6つの常置委員会があります。ベルマーク活動は学年委員会が中心になって取り組んでいます。独自にベルマーク委員会を設けるのではなく、各クラスから1名から2名、学年委員を選出し、毎年30名から33名の学年委員が中心になって作業を行っています。 1年間の流れを説明します。作業が始まるのは、5月からです。まず初めに「ベルマークだより」で昨年1年間の集計数及び累計数を各家庭にお知らせします。 その後、ベルマーク財団から届いたベルマーク一覧表とテトラパックの紙容器の集め方をベルマーク回収袋に入れて児童へ配布します。子どもたちの参加意欲を高めるために、回収したベルマーク袋には、スタンプを押しています。 ベルマーク回収袋、テトラパック及びインクカートリッジは毎月1日~7日までに各教室に置いてあるそれぞれの回収箱に入れてもらいます。発送は、学期に1回行います。 回収してきたものは定例会の時に学年ごとに集計します。定例会が始まる前の中休みの時間に各クラスに取りに行き、その後学年委員長より会議の報告を聞きながら作業を行います。 回収箱は、職員室前にも設置しています。この回収箱は学校だけでなく、地域の方にも協力していただけるように小学校の敷地内にある市民センターにも設置しています。 作業の手順ですが、私たちは家庭で出たお豆腐などが入っていたプラスチック容器などを持ち寄り、仕分け用の容器として使用しています。まず、協賛会社の番号別に分けます。さらに点数ごとに分類して10枚ずつホチキスやテープ等でとめていき、それらを企業別の小集計用の袋に入れます。この作業を毎月きちんと行っているため、財団に送る前の総集計がスムーズに行えます。 ベルマークは小さなものが多いので、夏は窓を開けたり、扇風機を回したりすると飛んでしまいます。そのため閉めきった教室での作業となるので、短時間で終わる事を目標に頑張っています。本当に、皆さんの協力がなければ出来ない事だと感謝しています。 次はテトラパックの紙容器回収についてご説明いたします。テトラパックの紙容器には、アルミ付きとアルミ無しがあり、アルミ付きはアルミ無しと比較して、ベルマーク点数が2倍となり、10キロ集めるとベルマーク点数が最高1000点になります。テトラパックもベルマーク同様に各クラスより回収し、テトラパックマークの確認を行い、一カ所にまとめ、10キロ集まると回収センターへ送ります。 テトラパックの回収は開始直後より行っています。最初のころは紙容器を切り開いていないもの、洗っていないもの、テトラパックのマークだけを切り取っているもの、マーク違いで回収できないもの、がたくさんありました。 そこでテトラパックのチラシを数回配布したり、学校新聞に載せたりしてもらうなどしました。今では「開いて、洗って、乾かして」のルールが守られた状態で集めることができています。 新1年生には、学年委員が給食時間をお借りして各クラスを訪ね、テトラマークを大きくプリントしたものを見せながら、どの部分についているのかなどをわかりやすく児童に伝わるように工夫し説明しています。今では、年間約100キロ集まるようになり、回収量は年々多くなってきています 最後に使用済みインクカートリッジとトナー回収を説明します。インクカートリッジは、家庭のパソコンで印刷することが多くなったことから回収量は増えています。しかし、近年リサイクルのカートリッジが普及してきたことから、それらが混じって回収されるため、担当グループは軍手をはめて1つ1つ確認しながら仕分け作業を行っています。トナーは職員室や保護者の方から回収したものです。仕切りのない回収箱は、指示通りに新聞紙で包み入れています。 昨年度集票点数は、12万5966点です。総累計点数は、72万6902点です。昨年度の活動の成果は、東日本大震災の義援金に3万点寄付しました。これからも楽しく、根気よく運動を呼びかけて続けていきたいと思います。 ベルマーク運動は学校・家庭(児童)・地域の皆様の協力により成り立っています。 ベルマーク運動はけして楽な作業ではありません。たくさんの反省点もあります。でも皆でアイデアを出しあい、工夫をしてこれまで楽しく行ってきました。 これからも、子どもたちのために、私たち保護者の応援活動として一人でも多くの方々にベルマーク運動にかかわっていただきたいと願っています。 |
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(パワーポイントを使って発表) =北九州市立男女共同参画センター |