ベルマーク運動説明会 5月27日(火)下関


(2014/06/09)印刷する

下関市立安岡小学校

左から昨年度保健厚生部長の田村恵子さんと副部長の弘中かなえさん

収集袋は毎週回収、委員が自宅で仕分け

 安岡小学校は、明治6年に横野に設立され、昨年、創立140周年を迎えました。豊かな自然環境に恵まれた安岡は昔から人々の生活の場として適していたため、貝塚や古墳が点在しており、現代では多くの施設が整備されとても生活のしやすい居住地区となっています。本年度はクラス数27、全校児童数724人でスタートしています。
 「人間性豊かで知性と創造性に富み、心身ともにたくましく、新しい時代に自ら活動していく児童の育成」を学校教育目標とし、「やすおか」のそれぞれの文字を頭文字として、「や」優しく思いやりのある子、「す」すすんで学ぶ子、「お」おちついて行動する子、「か」からだのたくましい子、をめざしています。
 また、本校では4年生を中心にホタルの飼育活動を行っています。命や自然の大切さを子供に伝えようと20年ほど前から学校と地域が協力して飼育・観察を行い、毎年10万匹以上のホタルの幼虫を友田川に放流しています。

 PTAには、執行部を中心に、総合部、教養部、広報部、保健厚生部、地域共育部の5つの部があり、このうちベルマークを担当しているのは保健厚生部になります。部員数は各クラス1人の合計25人でなりたっています。保健厚生部はベルマーク活動以外にも、救命救急講習会の開催や夏休みのプール開放、マラソンフェスタのお手伝いなどの活動も行っています。
 安岡小学校では昭和40年2月からベルマーク運動に参加しており、昨年8月には総累計点数が600万点を超えました。昨年度も8万7千点を超えて集まっています。

 次に具体的な活動についてお話します。
 安岡小学校では4月の終わりに各クラス委員を決め、5月に部会を開いて作業のやり方などの説明をします。実際に作業に入るのは6月になってからです。

 ベルマークの収集は毎月第2月曜日に担任の先生から子どもたちに「ベルマーク袋」を配っていただき、その中に家庭で集めておいたベルマークを入れ、その週の金曜日までに子どもたちが学校に持ってきます。
 回収したベルマークは委員の子どもが自宅に持って帰り、家庭でベルマークの仕分け作業をします。以前は、学校に集まって作業をしていましたが、仕事や家庭の都合などで集まることが難しくなってきたため家庭での作業が中心になっています。
 また、校区内のスーパーなどに回収箱を設置させていただき、委員が手分けして月ごとに回収することにしています。

 回収したベルマークは協賛会社の同じ点数のベルマークをセロハンテープで10枚ずつ貼り、それを10枚の束にしてホチキスでまとめていきます。
 その後、まとめたベルマークを学校に持っていき、牛乳パックを再利用して作った協賛会社のマーク番号ごとに仕切られたボックスに入れていきます。

 各学期末には自分が担当する協賛会社のボックスに入れられたベルマークを持ち帰り、計算をし、ベルマーク整理袋に入れて、ふたたび学校に持ってきます。その後、整理袋が集まると、部長、副部長が最終確認、「送り状」の書き込みをして、財団に送っています。
 また、安岡小学校ではエプソン、キヤノンのカートリッジも収集しているので、年賀状作成の時期になると使用済みカートリッジの収集のお願いのプリントを作り、各家庭に配布し協力をお願いしています。

 家庭や地域の皆様のご協力のおかげで、毎年多くのベルマークを回集することができ、平成25年度には、外遊びが大好きな子どもたちのためにソフトサッカーボール5個、ドッジボール10個、らいと・どっじ20個、ソフトバレーボール10個、長縄20個を購入することができました。

 一年間を振り返って思うことは、ベルマーク活動は根気のいる作業ですが、それでも皆で協力し、多く集まると、学校の設備が良くなり、子どもたちの楽しみが増え、子どもたちの笑顔が増えていくという喜びを感じられました。
 また、自分たちの学校だけでなく、全国のへき地校や援助を必要としている子どもたちのためにもなっていると聞き、とてもうれしく思います。これからも、根気よく活動を続け、子どもたちの笑顔が増えるように積極的にかかわっていきたいと思っております。
(パワーポイントを使って発表)
=海峡メッセ下関

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・けしやすい学習帳B5こくご8マスリーダー

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中