ベルマーク運動説明会 5月27日(火)千葉


(2014/06/09)印刷する

千葉市立草野小学校

黒根恭子さん(左から2人目)ら草野小PTAのお母さんたち

茶話会も加えて団結力を発揮

 みなさん、こんにちは! 私たちは草野小学校・家庭と学校の会の役員です。
 草野小学校がどこにあるかご存知ですか? 小学校の隣には千葉県競技場、通称スポーツセンターや動物公園、そして近隣にはダイエーワンズモールやフレスポに極楽湯と、稲毛駅からは遠いものの、大変便利な場所にあります。
 周りには、大きなマンションが7つ。住宅街もあることから児童数は843名、
先生の数も43名です。お話ししたように動物公園がすぐの所にありますので、春の遠足は全校で歩いて行きます。近いとはいえ動物公園からの帰りはハプニング続出だそうで、眠くなった1年生を6年生がおぶったり、抱っこしたりと思い出話は尽きないようです。

 昨年、創立40周年を迎え、体育館・校舎の耐震工事も終わり、役員一同ほっとしております。緑が多い草野小学校ですが、とても貴重なものも育てています。
 それは、古代大賀ハスです。先輩役員の方から代々受け継いでいる「大賀ハス」を年に数回、「おやじの会」のお父さん方を中心に保護者で手入れをしています。

 国道16号線を挟んで「あやめ台小学校」がありますが、中学校では「草野中学校」で一緒になるため、小学校のうちから交流をもっています。14年ほど前、草野小学校のベルマーク役員があやめ台小学校に見学に行き、あやめ台小学校のベルマークの役員の方々と集計方法や保護者の関わり方などの意見交換をしました。その他にも、講演会や1年を通しての地域パトロールや音楽フェスティバルを共有するなど仲良くして頂いています。

 ベルマーク活動についてお話いたします。まず、回収方法について発表します。
 ベルマーク運動とは自分たちの学校づくりとお友達への教育援助という2つの機能があり、誰もが気軽に参加できるボランティアだという事を知ってもらうため、協賛会社の一覧表と回収を呼びかける手紙を配布しました。
 各クラスにベルマークの収集箱を設置し、給食中に各教室をまわり、代々使われてきた「しまじろうの手作り紙しばい」を見せて子どもたちにも分かりやすく工夫しました。 定期的に配布される「草野小学校 家庭と学校の会 だより」にも収集の協力を呼びかけました。

 本部である執行部から2名がベルマーク担当になります。ベルマーク活動をどう進めるか考え、案を出し合います。
 コミュニケーションを大切にしたいと推奨している執行部。ベルマーク作業も、保護者のコミュニケーションの場に出来たらと企画したのが「ベルマーク&茶話会」です。これは、保護者に配布した手紙です。おしゃべりしながらベルマークの集計作業をし、「作業後は茶話会をしましょう!」と付け加えました。同じ悩み、近い年頃の子を持つ保護者間のコミュニケーションが取れるように、前年度と違う方法で今回は高学年、低学年で別々に設けました。

 活動内容について発表します。
 まず、参加してくれた皆さんに、各クラスに置いてあるベルマーク収集箱を、
 自分のお子さんの学年の教室に取りに行ってもらいました。
 作業する教室は長テーブルが並ぶ部屋です。長テーブルを2台向い合せで並べ、6人グループが4つ。各テーブルに3つずつ、リンゴパックを置きます。これは近所のスーパーでお願いして譲って頂いたものです。
 リンゴパックには協賛会社の番号ごと仕分けできるように、1つの枠ごと番号を振りました。仕分けする数が100近くあるので、各テーブルに3つずつリンゴパックが必要でした。そこに ベルマークを入れて仕分けします。

 それ以外の人は、仕分けられたベルマークを封筒に入れ点数を記入します。
 隣のグループの進み具合も気にしながら、時間内に終わらそうと団結力も生まれ楽しく活気ある作業となりました。
 この日の作業は1時間ほどでした。作業後はお茶とお菓子を頂きながら、皆さん盛り上がって保護者間の交流を考えたベルマーク作業は大成功でした。

 集まりましたベルマークは、多いときで年2回、今年は1回のみの発送となりました。今までの累計分を合わせ先生方のご要望で、昨年は大判プリンターを購入しました。時間割や掲示物に大いに役立っているとお言葉を頂きました。
 インクカートリッジは大半が先生方の協力で集まりますが、保護者の持ち込み分をエプソンとキャノンで仕分けし計4ケースを発送しました。

 クラス役員と執行部役員での最終集計作業は一丸となり、母の底力とでもいいましょうか、「はい、終わりました!」[他はありますか?」と60名がテキパキと効率良く短時間で終える事が出来ました。
 ある保護者からは「学校に足を運ぶより、自宅で空いた時間に気楽に作業したいので持ち帰ってもいいですか!」と嬉しい声もいただきます。
 このように子どもたちや保護者の意識を高めてもらうため、役員が回収の手紙を配布したり、声掛けしていく努力が課題だと考えています。

 今回、累計600万点の大台を達成して、思いがけずベルマーク財団より表彰を受けましたことは、大変喜ばしいことであり、これまでの先輩役員や保護者、携わって下さった方々の堅実な活動が実を結んだと思っております。
 最後になりますが、ベルマーク活動を無理せず負担をかけず、でもそこには役員と保護者同士で楽しい時間を共有し、子どもたちの笑顔のために1つの目標に向かってこれからも貢献していきたいと思います。
=千葉県教育会館 大ホール

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・かるい学習帳A5連絡帳11行

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中