ベルマーク運動説明会 5月23日(金)京都


(2014/06/09)印刷する

京都市立深草小

13年度ベルマーク委員長の池田恵さん

集計方法を見直して時間と経費を削減

 京都市立深草小学校PTAの2013(平成25)年度ベルマーク委員長をしていました池田と申します。ベルマークの累計点数が700万点を超えたこと、ベルマークの集計方法を見直し効率化につながったことなどから、今回体験発表をさせていただくことになりました。

 私たちの深草小学校は伏見区の京阪「藤森駅」のすぐそばにあります。近くには、あじさいがきれいな藤森神社、春には琵琶湖疏水の桜がとてもきれいで夜にはライトアップもされています。
 小学校前の通りに広がる深草商店街では商店街全体を一つの100円ショップに見立てた「深草100円商店街」を開催するなど地域も活気のある町です。

 深草小学校のPTAは本部と7つの委員会から成り立っています。各クラスから4名の学級委員が抽選で選ばれ、この7つの委員会に分かれて活動します。
 ひとクラスが約30名そのうち4名が選出されますので、6年間の間にほとんどの人がPTA活動を経験することになります。
 ベルマーク委員は、各クラスに1名いて年3回のベルマーク整理を行っています。深草小学校はベルマーク活動が活発で、24年度は京都府下で第3位、25年度は累計点数700満点を達成しました。

 ベルマーク委員はクラス分のベルマークを自宅に持ち帰り、整理を担当します。
全26クラス、735名の児童から集まるベルマークは年間10万点を超えます。委員一人につき平均4000枚を整理することになるのですが、これまでの作業方法はベルマークを1枚ずつ切り取って、のりやセロテープで紙に貼っていくという方法でした。これは手間と時間がかかっていたのですが、昨年のこの説明会で財団の方が「きれいに切り取ったり台紙に貼ったりしなくても検収のプロは短い時間で集計できます」と説明されていたこと、体験発表をされた御所南小学校さんの取り組みが参考になったことから、整理方法を見直すことにしました。

 どんな風にしたかといいますと、ベルマーク委員が自宅でするクラス分の整理方法について
仕分けする箱と番号ラベルを準備します。番号ラベルには会社番号、会社名、学年組が記載されています。
会社ごとのベルマーク番号で仕分けをします。
番号ごとの仕分けがすんだら、今度はそれを点数ごとに分けます。
そして点数ごとの枚数をかぞえ点数表に記入していきます。
点数の記入が終わったベルマークは番号ラベルと一緒に封ができる透明袋に入れます。点数ごとには分けません。全てのベルマークを点数表に記入できたらクラス分の仕分けは完成です。

 先ほど、仕分けの際にお話した「番号ラベル」です。点線で切り取って使用するのですが、数字の大きさが少しずつ違っているのがわかりますか。これはベルマークの量を表しています。
 上の方の大きい数字のベルマークは、ほとんどのクラスに必ずあるベルマークで量もたくさんあります。仕分けの際には箱も少し大きめのものを用意します。
反対に下の方の小さい数字のベルマークは、全校でも集まる数は少ない方なので、作業スペースを確保するため最初から箱は準備せずにベルマークが出てきたらラベルを切り取って使用します。
 ベルマーク委員ができるだけ効率よく簡単に作業できるようにと工夫したひとつです。

 次に枚数を記入する点数表です。会社ごとに何点のベルマークがあるかはまちまちですので、過去の集計データを参考に点数一覧を作りました。例えば、6番のスプーン印さんは1と1.5の2種類ですが、77番の湖池屋さんは0.40.6と細かく点数が分かれていて、並べるとこんなにたくさんありました。
 新たな点数がでてくることもありますので、少し空欄を作っておくこともポイントです。
 今日は、「番号ラベル」や「点数表」の用紙を持ってきていますので、時間があれば後ほどご覧になってください。

 全校の集計日にベルマーク委員はクラスの仕分けしたベルマークと点数表を持って集まります。透明袋に入れたベルマークは一緒に入っている「番号ラベル」を見て仕分けをします。

 それとは別に、家で記入してきた点数表のベルマーク枚数をエクセルの集計表に入力していきます。合計枚数や合計点数は計算式を入れておき自動で計算します。
全クラスの入力ができましたら合計の枚数や点数部分だけを印刷し、会社ごとの白い封筒や財団への送り状にみんなで手分けして記入していきます。最後にベルマークを入れたら完成です。

 この整理方法に見直してよかったことは、ベルマーク委員の家での作業がこれまでと比べると簡単になり、ほとんどの人が2時間程度で終わることができています。また、26クラス分の集計から発送までの作業も効率化され3~4時間程度で終わっています。おまけに紙に貼らなくなりましたので、軽い小さな60サイズ1箱でベルマークを発送することができPTA経費の削減にもつながりました。

 ベルマークの整理は手間も時間もかかり地道な作業ですが、みんなが少しでも楽に作業がきるよう考え、話し合って決めてきたことが、いい結果につながったのだと思います。この深草小学校の取り組みが少しでもみなさんの参考になりましたら幸いです。
 ご清聴ありがとうございました。
=京都市男女共同参画センターイベントホール

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