ベルマーク運動説明会 5月20日(火)岐阜
(2014/06/09)印刷する
大垣市立興文小学校 平野朋子さん、岩田恭子さん、野田京子さん |
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500万点に到達、人集めには苦労私たちの興文小学校は、かつての大垣藩の城下町一帯を校区とし、1840(天保11)年に藩校である「学問所」として創設されました。それ以来、今年で創立174周年を迎えた歴史のある学校です。「伝統の誇りをもつ強く正しい 興文の子」を教育目標に、頑張っています。全校児童は現在、641名です。合唱が盛んで、いつもきれいな歌声が校内に響いています。校舎は、大垣藩の外堀でもあった水門川沿いに設けられました。 大垣城から、「奥の細道結びの地」までの全長2キロほどの遊歩道沿いに位置しています。昨年に完成した立派な体育館は、その素晴らしい景観に花を添えています。 興文小学校のPTAは、執行部を中心に、総務・広報・保健厚生・校外指導・家庭教育・学年の各委員会があります。ベルマーク活動は、学年委員会の14名が中心になって、取り組んでいます。わが校のベルマーク活動は、ベルマーク運動が開始されて2年後の1967年に参加しました。昨年度に、ベルマーク通算500万点達成の表彰状をベルマーク教育助成財団から、いただきました。県内では5校目、大垣市内では2校目の達成とのことです。 この表彰を広報紙や学校のお便りに掲載していただいたり、校長先生やPTA会長が、ベルマーク運動に協力していただいた保護者の方たちに、報告していただいたりしました。このことで、より一層、保護者の方たちや児童たちが、ベルマーク活動に理解を深めていただけたと思っています。 また、地道な作業の多い学年委員ですが、ベルマーク活動に注目していただけたことで、作業にやりがいを感じるようになりました。 昨年度と一昨年度は、空気清浄加湿器を購入しました。児童の集まる図書室や保健室などに、加湿器を設置しました。その結果、インフルエンザで学級閉鎖になる数が減少したとのことです。 それでは、わが校のベルマーク活動の具体的な手順をお話しします 毎月10日は「ベルマークの日」とし、全児童に1年間使用する袋を配ります。 封筒に入らないカートリッジやテトラパック製紙容器は、PTA会議室にボックスを設置して入れてもらいます。家庭で集めたベルマークは袋に入れて、学校に持っていきます。 クラス別にベルマークをかごに入れ、5、6年のJRC委員がPTA会議室に集めてくれます。 学年委員たちは、毎月集められたベルマークを、会社ごとに番号の書かれた牛乳パックに仕分けをします。 年に2回、1年生から4年生までの全保護者を対象に、ベルマークの同点数を10枚ずつにまとめる「まとめ作業」をお願いしています。 学年委員たちが、ベルマークやカートリッジ、テトラパックを集計し、11月と3月の2回、発送します。 昨年度、一番苦慮したのは、人集めでした。 PTA会員には、お仕事をもっていらっしゃる方が多いです。その上に、ある学年で「PTA活動に参加すると、役員にならされる」といううわさが流れ、まとめ作業の出席率がとても下がりました。 今後も、PTA会員にベルマーク活動への理解を深めていただきながら、子どもたちの未来のために私たちができることは何か。そのことを考えながら、共に学び、思いやるPTAであることを願いまして、発表を終わります。 |
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(スライドショーを使って発表) =岐阜市文化センター |