ベルマーク運動説明会 5月21日(水)盛岡


(2014/05/26)印刷する

盛岡市立津志田小学校

PTAボランティアグループ「こすもす会」代表の川戸真理さん

運動着の回収も手がけ、大好評

 本校は昭和55年に開校し、盛岡市の南側中央部に位置します。南北に走る国道4号線を挟み東側に北上川、西側には東北本線、東北新幹線が平行しています。
 かつては野菜栽培が盛んな田園地帯でしたが、近年都市化が急速に進み、サービス産業が多く活気のある学区になりました。新興住宅やアパート、マンション等が多く人口増加が進んでいます。
 本校は主に地元定住の住民と勤務先異動の住民で構成され、児童の転出入が多いことも特徴の一つであります。「はげみ、きたえ、伸びゆく」を校訓に801名の児童が週末に行われる運動会に向けて今日は予行演習に汗を流していることと思います

 「こすもす会」は発足29年目のボランティアの会です。ベルマークへの参加登録は平成15年度からで今年で12年目になります。活動は月1、2回、平日の10時から12時までの2時間で気軽に参加してほしいということから出欠は取らずに行っています。毎年15、6人の方が会員に申し込んでくれます。ベルマーク活動のほかには、小さくなったり卒業、転勤などで不要になった運動着を回収し、年度始めに無償提供しています。毎年、時間前から行列が出来るほど大好評です。

 ベルマークの回収は6月下旬から7月上旬と11月下旬から12月上旬の年2回で期間はボランティア委員会の子どもたちと先生が決めています。期間が決まったらこすもす会がお便りを作成し全校に配布します。カートリッジ・トナーの回収は一学期末、二学期末の面談日と二月の授業参観日に回収箱を昇降口に置いて回収しています。

 ベルマークの集計はまずクラス別に枚数を集計し、その集計結果を後日お便りでお知らせします。次に02~09までの0番代、10~19までの10番代というように番代別に分けます。その際、特に多く集まる04番のニッスイ、07番のキユーピー、23番のファミリーマート、26番の森永製菓、53番のショウワノートなどは番代別に含めず分けてしまいます。
 他のものは番代別から会社別に分けそれから点数別にして同じ点数のものを10枚ずつ、薄いものはホチキスで留めます。その時に会社の番号や点数がかくれないように気をつけて留めるようにしています。

 ホチキスで留められない厚めのものは封筒に入る大きさに切った用紙に10枚ずつ並べセロハンテープで貼っています。1度の回収で2万点ほど集まります。会員の参加が少ないと家に持ち帰って集計することになりますが、その場合は少なめのものをお願いして負担のないように心がけています。
 大量に集まったものは持ち帰らず3、4人で取り組み、ある程度よい大きさに切る人、10枚ずつまとめる人というように役割分担して作業を行っています。
 作業後はコーヒータイムを取り、他の学年のお母さんたちといろいろな情報交換をして会員同士の交流を深めています。
 カートリッジ・トナーは年3回の回収ですが、箱が一杯にならないと発送出来ないのである程度集まってから数えます。汚れる作業のため軍手とエプロンを持ってきてもらいます。回収された中には純正以外のものも多く入っているので取り除いてから数えて箱詰めします。
 発送は、ベルマークは年2回、カートリッジ・トナーは年1回です。

 今まで購入した商品はサッカーのゴールネット、黒板クリーナー、ドッジビー、ボールCDラジカセ、デジカメなどです。先生がたにカタログを回覧してピックアップしてもらった中から、担当の先生と相談して商品を決めています。
 先日はショウワノートの2013年度ベルマークキャンペーンで北海道・東北ブロックで2位となり、記念品として図書を購入させていただきました。

 ベルマークの回収は学校だけでなく学区内のユニバース盛岡南店に平成23年から回収箱設置のご協力をいただいています。昨年度1回目で1746枚、2回目は1395枚でした。地域の方、また津志田小を卒業した方が引き続き集めて下さっている事に、こすもす会一同大変感謝しています。
 このようにベルマークがたくさん集まる一方で会員数が減少傾向にあります。
今年度は活動日を事前にお知らせして会員以外の方にも随時呼びかけをしていきたいと思っています。少人数での作業は大変ですが、私たちの活動が子どもたちのよりよい学校生活の一助となっている事を励みに、小学校最後の一年、しっかり活動していきたいと思います。
=岩手教育会館

ベルマーク商品

インクカートリッジ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中