ベルマーク運動説明会 5月20日(火)大阪①


(2014/05/26)印刷する

大阪府豊中市立少路小学校

13年度PTA施設委員長の久家知子さん

自宅でひと手間、スタンプなども工夫

 本日は、昨年12月に少路小学校が送付したベルマーク点数が累計600万点を突破し、表彰状をいただいたのをきっかけに少路小学校のベルマーク活動の紹介をさせていただく事となりました。

 少路小学校は、近隣に市内で一番高い島熊山があり、自然に触れ合える豊中市北部の住宅街にあります。開校は1974(昭和49)年4月で創立40周年を迎えました。児童数は平成26年4月現在990名、34学級を有する大規模校です。子どもたちはたくさんの仲間に囲まれ、仲間意識や連帯感を学びながら、勉強にスポーツに遊びに元気いっぱいに過ごしています。

 PTA活動は主に6つの委員会で成り立っており、それぞれの委員会に委員長が1名、各クラスから1名ずつ副委員長2名を含むクラス役員を選出しています。その6つの委員会の中の施設委員会がベルマークの仕分け・集計作業を行っており、前年度は29名で8月を除く毎月第3火曜日に活動しました。

 施設委員の方は、初めてベルマークの収集・集計作業をされる方がほとんどなので、5月の委員会時にベルマークの収集・集計方法、自宅で行う作業の説明、各学年に割当分担したベルマーク番号の確認等、6月から始まる作業についてプリントを参照しながら詳しく説明しています。

 委員会としての最初の仕事は、PTA会員にむけてベルマーク活動へのご協力を呼びかけることです。まず6月から開始するベルマークの収集にむけて5月末にPTA会員全員に「ベルマーク一覧表」「ベルマーク収集のお願い」「ベルマーク・テトラパック・インクカートリッジの収集の方法」の手紙をセットにして配布します。その中で、8月を除く6月から3月まで、毎月1日から6日までをベルマークの日として全児童にベルマーク回収袋を配布することを伝え、協力を要請します。
 具体的な流れは、毎月29日か30日に各クラスの施設委員から子ども便にて担任の先生にベルマーク回収袋を受け渡しし、先生から1日か2日に全児童に袋を配布してもらいます。
 それを6日までに各クラスに設置しているベルマーク収集箱にて回収し、集まった袋を今度は施設委員のお子さんから子ども便にて委員まで返してもらいます。

 その後、委員は自宅で毎月の委員会までに各袋に入っているベルマーク枚数を確認し、袋に押すスタンプが「金色」か「青色」、さらにその上の「金色」スタンプ+シールかをチェックしておきます。
 返却する袋に押すスタンプの色は、ベルマーク10枚またはテトラパック10枚またはインクカートリッジ1個で「金色」、0~9枚の子には「青色」、ベルマーク20枚またはテトラパック20枚、インクカートリッジ2個以上でご褒美として「金色」スタンプに加えて子どもたちの好きそうなシールを貼ることにしていました。
 子どもたちの中には「金色」のスタンプでそろえる事を目標にしている子や、毎月のシールを楽しみにベルマークを集めてくれている子もいたようなので、スタンプを間違えてがっかりさせないように心掛けて作業をしていました。
 その他に協賛会社の番号別にベルマークを仕分けし、あらかじめ番号別に用意した封筒やビニールの袋に入れて委員会に持参できるように準備しておきます。この自宅でのひと手間で、委員会当日、作業に取り掛かりやすく、学校での作業時間も短縮することができます。

 委員会当日は、準備当番の学年が15分早く出てきて、各学年で島を作るように机と椅子を配置し、仕分け・集計作業で使用する「はさみ・セロテープ・ホッチキス・電卓・ベルのスタンプ」をひとまとめにしたボックスと、会社別整理袋、協力会社別の番号を書いた引き出しが入った整理ボックスを各机の上に置いて準備します。整理ボックスの引き出しトレイは仕分け作業がしやすいようにすべて出して並べておきます。
 この整理ボックスは同じ種類の物が各学年に一つずつあるのですが、これは学年のクラス数の変化や、協力会社さんが脱退された時などに各学年の分担会社を見直す際に、引き出しを入れ替えるだけで簡単に変更できるのでとても便利です。

 他の委員は、委員会に来てまず、家で準備してきたベルマークを各学年の机の上にある番号のついたトレイに入れていきます。自分のクラスのベルマークを入れ終わったら、他のクラスが入れ終わるまでの時間を使って返却する袋にスタンプを押したり、シールを貼ったり個別の作業を済ませます。
 その作業が終わる頃になるとあらかた全クラスから持ち寄ったベルマークの仕分けも終わっているので、そこからは学年別で分担された番号を責任をもって確認・整理し、会社別整理袋に入れ集計し封を閉じ、委員会終了時に委員長まで提出します。
 委員長は各学年から集まった整理袋の表に記載された集計に間違いがないか確認して、ベルマーク集計表に記載し、ベルマークと共に毎月発送しています。

 またテトラパック・インクカートリッジの仕分け・発送は委員の負担の軽減のために委員長と副委員長で時間の空いている日に集まって行っています。

 こうして学校で集まるベルマークの他に、校区内のスーパー・書店・郵便局にもベルマーク・インクカートリッジの回収箱を設置させていただき、たくさんの地域の皆様にもご協力いただいています。
 その結果、前年度はデジタイマー1台、マーチングテナードラム1台、譜面台3台、メトロノーム1台、一輪車7台と交換することができました。
 学校を見渡すと他にもいろいろな場所でベルマークの活動でいただいた物が見られます。 一つ一つのベルマークは小さいですが、皆の力で集まることによって、子どもたちの学校生活を大きく彩っています。

 最後に、ベルマークの活動とは違うのですが、施設委員会が毎月行っている黒板消しクリーナーの清掃についてもご紹介させて頂きます。
 少路小学校では各学年の廊下に2台ずつ黒板消しクリーナーを設置してあるのですが、毎日使用する黒板消しクリーナーは、すぐにフィルターの袋がいっぱいになり、クリーナーや置いてある机も真っ白になってしまいます。
 そこで、施設委員会が毎月3月まで全学年の委員が学校に来るのを利用して、月に一回でもきれいにしようとベルマークの作業の後に清掃をしています。

 清掃の方法は、各学年の廊下に設置してある2台以外に、倉庫にきれいなクリーナーを各2台ずつ用意しておきます。このクリーナーもベルマーク預金で交換したものです。
 委員はベルマークの作業の後に、倉庫からそれぞれの学年が書いてあるクリーナーを2台持って自分の学年の廊下に行き、汚れた机を雑巾できれいにした後、汚れたクリーナーときれいなクリーナーを交換して倉庫に戻ります。
 本体は雑巾でふいてきれいにしてから倉庫の自分の学年の棚に戻しておき、フィルターは外して持ち帰り、自宅で洗って乾かしてから次回委員会時に持参し、倉庫のクリーナーにセットしておきます。
 こうする事で倉庫にはきれいなクリーナーが常備され、毎月これを繰り返して清掃しています。

 施設委員会の仕事は地道でこつこつした作業ですが、毎月学年でチームになって活動するので、クラスの違うお母さん同士仲良くなって作業をしながら和気あいあい楽しくされています。
 今後も楽しみながら子どもたちが笑顔になるお手伝いにもなるこの活動を継続していきたいと思っています。
=大阪市中央公会堂大集会室

ベルマーク商品

トナーカートリッジ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中