ベルマーク運動説明会 5月15日(木)広島


(2014/05/26)印刷する

広島県大竹市立大竹小学校

25年度PTA・藤上美保さん

2年分貯めてインフルエンザ対策

 大竹市は広島県の南西部に位置し、小瀬川を挟み山口県との境にあります。山も川も身近な環境にあります。
 大竹小では、食育を学校の教育活動全体に位置づけ、家庭・地域との連携を図り積極的に取り組んでいます。
 昭和38年からベルマーク運動に参加し、今年で53年目になります。昨年、累計点数700万点を超え、財団から感謝状をいただきました。

 PTA活動は1年から6年までの学年部と、総務・防犯・文化研修・交通安全・校外指導・ベルマーク推進委員会に分かれて活動しています。ベルマーク推進委員会は委員長と各学年から3名ずつ選ばれた18名、総勢19人でベルマークの仕分け・発送作業を行います。
 作業の進め方は、まず6年生のベルマーク委員の児童たちがベルマーク回収を促すポスターや、学年対抗などの企画で集まった全クラスのベルマークや児童玄関に回収箱を設置しているテトラパック製紙容器を月に一度回収し、保護者の保管場所に届けてくれます。ここまでが児童の仕事で、あとの作業は保護者のベルマーク委員が行います。
 回収されたベルマークを委員長が6学年分に分けたものを、1年から6年の委員の方が学年ごとに都合の良い日にちを決め、会社ごとの仕分け作業をします。作業は月1回で、仕分けの量が少ない月は同じ点数ごとに10枚づつホチキスでとめたり、点数の少ない会社の小計を出しておくなど、発送作業がスムーズにできるように準備しておきます。学期末の7月、12月、3月は仕分け作業はせず、発送作業をします。
 委員長は仕分け作業には参加せず、インクカートリッジ・テトラパックの箱詰め、回収作業など発送までの準備やベルマークの関連作業をします。発送の日は全員で集まるので、学年を超えての情報交換などおしゃべりをしながらの楽しい作業になります。この日は、以前の以前の委員長や委員の方々も手伝いに来てくださることがあり、作業の進め方の改善や思い出話など、打ち合わせの機会でもあります。

 ベルマークでの買い物は、以前は年間20万点以上は集まっていたので、紅白の垂れ幕や全クラス分の備品など大きな買い物もできました。現在は年間10万点も集まればいいほうなので、ボールや一輪車など子どものためのものと、学校の備品などを少しずつ購入しています。昨年度は2年分の資金を繰り越しで貯めたこともあり、学校の要望でもあったインフルエンザ対策の加湿器を低学年分の12台購入できました。
 以前からベルマーク委員を経験された方々がよい広報の役目を果たしてくださり、ベルマーク委員を希望してPTAの役員をしてくださる方が多かったのですが、最近は低学年の保護者の方々の希望者が増えています。ベルマークの活動は昼間、児童が学校にいるときに作業しており、夜、打ち合わせに学校に集まることがないのが理由のようです。
 新学期には、地域の方々や大竹小学校の卒業生の方々ベルマーク・インクカートリッジを学校に届けてくださいます。回収箱の設置に協力していただいている所もあり、地域の皆様からも支えられています。53年も継続して活動ができたのも、地域の皆様、先生方児童保護者の皆様の理解とご協力のおかげだと感謝し、ベルマーク委員の方々と協力してベルマーク運動を続けていきたいと思います。
=広島国際会議場 国際会議ホール「ヒマワリ」

ベルマーク商品

れんらくちょう S-501

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中