ベルマーク運動説明会 5月13日(火)神戸①


(2014/05/26)印刷する

神戸市立向洋中学校

左から25年度PTA文化委員の北田豊美さん、委員長の坪内光代さん、副委員長の冨田知世さん

「ベルマークハンターZ」フル回転

 神戸市立向洋中学校PTA平成25年度文化委員会、委員長の坪内、副委員長の冨田、北田でございます。昨年度の私たちの活動を発表させていただきます。

 向洋中学校は、神戸市の東の端、東灘区の六甲アイランドの中央部にあります。六甲アイランドは周囲が港湾施設と工場地帯、緑地帯を挟んで、中心部が商業施設と居住街区です。商店街などはなく、大規模マンションが立ち並ぶ、都会的な街並みです。本校は六甲アイランドの街びらきとともに1988年に開校し、現在は1学年4クラスの中規模校です。1992年からベルマーク運動に参加し、今年で22年目になります。

 ベルマーク活動は、PTA文化委員会の活動の1つとして位置づけられていますが、活動がマンネリ化してきているという感は否めず、回収量が伸び悩んでいました。多くの方が、ベルマークなど意識の片隅くらいにしかなかったのが現状ではないかと思います。

 そこで『ベルマークでできることは何か』『ベルマークは何についているのか』といった、基本的なことを周知させていくことが先決と考えました。今までのようなお手紙の配布だけではなく、何かインパクトのあるものを、ということで、動画を作成しようということになりました。動画といっても、写真と音楽を組み合わせたものです。
 タイトルは『ベルマークハンターZ』。ベルマーク回収に燃えるヒーローという設定のミニストーリーです。この『ベルマークハンターZ』の画像は、委員長の写真とベルマークの画像をパソコン上で合成して作りました。
 他の写真は、六甲アイランド内の公園、駅の自動販売機前などで撮影しました。
動画の後半はベルマークが付いた商品が次々と出てきます。
 これらはPTA文化委員7名が、それぞれ持ち寄ったものを撮影しました。その写真にBGMをつけてベルマークの動画が完成しました。
 動画は、全校集会や学年保護者会で上映していただき、子どもたち、先生方、保護者の方々に見ていただきました。また、『第28回ベルマーク便りコンクール』に応募しましたところ、優秀賞を受賞し、今回このような形で発表させていただくこととなりました。

 本校がある神戸市東灘区は、兵庫県の『ベルマーク点数ベスト20』に7校も名を連ねるほど活動が盛んな地域です。しかし、本校はその足元にも及ばないという状況です。
 そこで、活動を進めていくために、地元でいちばん大きな商業施設である、グルメシティさんに協力をお願いすることにしました。グルメシティさんには、夏休み前より、ベルマークコーナーを設けていただきました。コーナーでは、主なベルマーク商品の展示とともに、私たちが作成した動画を流していただいております。

 コーナーを盛り上げるために、ハロウィンやクリスマスには、カボチャやツリーなど、季節の飾りを置いて、デコレーションしてくださいました。
 店内では、ベルマーク商品が見つけやすいように、商品札の前に、このような赤色の『ベルマーク札』を入れることを許可していただきました。

 この札も私たちで考え、札の差し込みも、私たち文化委員で作業しました。
『ベルマーク札』を入れることにより、『何にベルマークがついているか』ということが一目瞭然になりました。
 グルメシティさんには、私たちの趣旨をご理解いただき、地域貢献事業として全面的にご協力いただきましたこと、たいへん感謝しております。
 次に、動画以外の取り組みですが、昨年度はベルマーク活動の協力を呼びかけるポスターも作成し、校内はもとより、グルメシティさん、地域の小学校にも掲示していただいております。
 そして、ベルマーク関連のお手紙には、すべて『ベルマークハンターZ』の画像とロゴを使い、ベルマーク活動を推進してきました。また、回収の機会を増やすために、校内ではベルマーク、インクカートリッジ、テトラパック紙容器の回収箱を常設することにしました。
 さらに、体育大会や文化祭などの学校行事の際には、前日に全保護者宛てに一斉メールで回収を呼びかけ、当日は受付に回収箱を設置しました。
 10月の文化祭では、PTA展示コーナーにおいて『おしえてベルマークハンターZ』と題して、本校でのベルマーク活動の現状を報告しました。
 ベルマーク預金残高の推移をグラフで示し、現在の残高で、ベルマークの『お買いものガイド』から、今買えそうな商品、頑張れば手の届きそうな商品を紹介しました。もちろん、『ベルマークハンターZ』の動画も上映しました。

 学校外での回収箱は、これまでマンションのフロントに置いていましたが、今回新たに、近隣の老人保健施設や公共施設にも設置をお願いしました。おかげさまで、これまで眠っていたベルマークも集めることができました。

 このグラフは、回収ベルマーク点数の推移を表しています。このように、昨年度は前年の3倍以上のベルマークが集まりました! 特に、動画で紹介したベルマークは枚数、点数で上位を占めており、前年度比においても明らかな伸びを示していました。
 今回、このような結果が得られましたのは、子どもたち、先生方、保護者の方々をはじめ、地域の方々のご協力があったからこそと思っております。みなさまのおかげで、これまでにない数のベルマークを集めることができ、とてもうれしく思っております。

 それでは、ただ今から『ベルマークハンターZ』の動画を上映させていただきます。時間は約4分です。(動画を上映)

 いかがでしたでしょうか?
 動画を見てくださった方からは、「こんな商品にもベルマークがついているのね。今までは、知らずに捨ててしまっていたわ。」という声がたくさん聞かれました。『ベルマークハンターZ』の動画は、みなさんがベルマークに興味を持つきっかけになったのではないか、と思っております。
 昨年度は文化委員になったことで、本当に貴重な経験をすることができました。
この動画により、ベルマーク活動を学校だけなく、地域の活動にもつなげていくことができました。
 グルメシティさんで動画を流していただくにあたっては、使用した音楽の著作権の問題がありました。(音楽の)使用許可を得るには大変苦労しましたが、クリアできた時の感動はひとしおでした。今回の活動を通じて、「ベルマークは協賛会社・協力会社はもとより、集めてくださるみなさんの『愛のカタチ』である」と感じました。これからも身近にあるベルマークを無駄にすることなく、こつこつと集めていきたいと思います。
 これで、私たちの発表を終わらせていただきます。最後まで、ご清聴ありがとうございました。
(スライドや動画をまじえて説明)
=兵庫県農業会館11階大ホール

ベルマーク商品

消しゴム

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中