ベルマーク運動説明会 5月21日(水)柏
(2014/05/23)印刷する
千葉県柏市立柏第一小学校 発表・杉山恵美さん(平成25年度PTA本部)、仁平貴子さん(元文化厚生委員会 委員長)、斎藤裕子さん(元副委員長) |
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児童と保護者で めざせ800万点!<学校紹介>柏第一小学校は、JR柏駅から徒歩数分のところにあります。柏駅から国道6号線に向かう通りには、デパートや銀行、たくさんのオフィスビルが立ち並ぶ、活気に満ちあふれた街です。 また、3年前の東日本大震災では、自宅に帰れない帰宅困難者の避難場所にもなりました。様々なPTA活動を通して、柏一小は地域の方に見守られそして、支えられているのだと実感いたしました。 本校は今年で創立106周年を迎えました。現在の児童数は746名で24クラスあります。校庭にある大銀杏は、本校のシンボルとなって子どもたちの成長を見守っているようにも感じさせます。「よく考え、自ら学びとる子」「思いやりがあり、協力する子」「心も体も強く、実行する子」を教育目標としています。 <PTAの委員会紹介> PTAの委員会は、本部役員と3つの委員会があります。学年委員会、広報委員会、そしてベルマーク活動は、文化厚生委員会でお願いしています。 また、「1家庭1参加による教育環境安全事業ボランティア」、通称「1ボラ(いちボラ)」の活動があります。これは、全世帯が年間1回以上、希望するボランティア活動を選び、子どもたちのためにより良い環境を実現する活動に協力する。と言うものです。この1ボラには、トイレ清掃・校内外環境整備・運動会の警備及び後片付けなどがあります。ベルマーク集計作業はこの1ボラで行っており、文化厚生委員会で運営をお願いしています。 <ベルマーク収集・集計> ・収集 柏一小では、ベルマーク運動に1962年9月5日から参加しています。現在、累計点数794万点で、千葉県第5位です。 子どもたちの委員会活動の中にベルマーク委員会があります。初めの作業は子どもたちが行っています。1年間に10回あるベルマーク収集日に委員会の子どもたちが各クラスを回り、家庭から持ち寄ったベルマークやテトラパック、インクカートリッジを回収します。そして、ベルマーク番号が書いてある牛乳パックの箱に、ベルマークを企業ごとに分けます。 また、年度初めには、委員会の子どもたちが回収袋を作ってくれます。 ここから先が、文化厚生委員会の出番です。ベルマーク担当者が、1ボラ・ベルマーク集計作業の事前準備を行います。担当者は、子どもたちが企業ごとに分けたベルマークを企業番号の袋へ移し替えます。 テトラパック紙容器は、10キロになった時点で送る手配をしています。インクカートリッジ、トナーは少量からでも発送可能ですが、目安としてカートリッジ150個以上、トナー8本以上で発送手配をしています。ここまでが、事前準備です。 ・集計 PTA活動による1ボラ・ベルマーク集計作業は、昨年度6回行いました。 集計当日は、文化厚生委員会のベルマーク担当者が4~5名でカップやホチキス、はさみなどを各テーブルに用意します。そして、1ボラの保護者の方々が毎回10~15名で体験学習室という広い部屋、広い机で効率良く集計作業をしています。 また、小さいお子さんを連れて作業をする保護者は、絵本や子どもの好きなおもちゃなどを持参して安心して行えるようにしています。 集計作業では、省資源化のためにヨーグルトカップや紙で折った箱を使用しています。企業ごとのベルマークは、何種類か点数があります。点数ごとに分け10枚を一束にしてホチキスでとめています。そうすることで、集計ミスが低減されます。厚手のものなど、ホチキスでとめられないものはボランティアの方の作業しやすいようにしていただいています。束の作業が終わったら、集計用紙に枚数と点数の合計を記入します。最後にアンケートを記入して今後の活動の参考にしています。 ここまでが、1ボラの保護者の作業です。 その後、文化厚生委員会の担当者が集計用紙を集め、企業ごとに合計した袋を本部役員に提出します。そして、本部役員が学期末に配送手続きを行っています。 <収集アップへの取り組み> ベルマークだよりを学期末、年度末など、年2~3回発行しています。 集計した点数の報告、ベルマーク集計作業後にボランティアの方たちに書いてもらうアンケートにあがった意見、例えば切り方、集め方などを載せています。 また、テトラパックの集め方、年末に多く使われそうなインクカートリッジをその時期に合わせ呼びかけたり、ベルマークで購入したものを載せたりしています。 <活動の成果> これまで、ドッジボール、バスケットボール、ソフトボール、ライトドッジ、扇風機、のぼり旗、ストップウォッチ、ソフトコーン、国語辞典などを購入しました。購入する商品の選定にあたっては、学校の先生と相談しながら子どもたちの学校生活がより良くなる物を選ぶようにしています。 <これからの活動> これまでの成果は、それぞれの家庭から出されたベルマークをベルマーク委員会の子どもたちが回収し企業ごとに振り分け、担当役員、ボランティアの保護者が集計して、根気よくコツコツ活動を続けてきた結果です。 これからも、52年間ベルマーク活動を続けてきたことを新しい役員に引き継ぎ、時代に合わせた効率的な活動方法を考え、子どもたちのより良い学校生活をサポートするために活動を続けていきたいと思います。 |
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(写真スライドを使って説明) =アミュゼ柏クリスタルホール |