東京・笹塚小がクライミングウォール購入
(2014/12/19)印刷する
ベルマーク預金使って全国第1号
クライミングウォール(右)。さあ、ホールドをうまく使って、上へ=東京・渋谷区の笹塚小で
体育館にある肋木(ろくぼく)に取り付けてロッククライミングのような体の動きを手軽に楽しめる器具として、「肋木クライミングウォール」があります。東京都渋谷区の区立笹塚小学校(鈴木みどり校長・児童337人)が2014年9月、これを購入して体育館に設置し、授業や遊びに活用しています。
ベルマーク運動協力会社のセノーがこの年から扱い始めた製品で、ベルマーク預金を使った買いものとしては全国第1号となりました。
12月16日に学校を訪ねると、休み時間に1年生の児童たちが一生懸命に挑戦していました。床にマットを敷き、当番の先生も見守るので安心です。
ウォールには、手でつかんだり足場になったりする3色のホールドが大中小27個ついています。高さは182センチあり、上り下りすることで、握力などの体力をはじめ、運動神経や判断力を養うことができます。本体価格は1個16万8千円です。
「ベルマーク活動の成果として形に残るものを、と思いました」と鈴木校長は話しています。高学年の児童ならすぐに上りきるため、できればウォールを3枚並べて横への移動もできるようにしたいそうです。