八王子・小宮小学校でミズノ走り方教室
(2018/11/06)印刷する
「身体が軽い」「速くなったよ!」ベルマークで楽しい思い出づくり
東京都八王子市立小宮小学校(佐藤浩校長・児童614人)で10月14日、ベルマーク教育応援隊の「走り方教室」が開かれ、1~6年生約120人が参加しました。
小宮小は八王子駅からJR八高線に乗り換えて2駅、小宮駅を出て目の前の坂道を登った高台にあります。この日はあいにくの雨で広い校庭が使えず、大勢の保護者が見守るなか体育館での開催となりました。
講師はミズノスポーツサービス株式会社スポーツウエルネス営業部の小杉俊裕さん。中学から陸上競技を始めて関東大会出場や1600mリレー日本一の経験もある、全国で走り方教室を指導している人気の先生です。
「皆さん今日は楽しくやりましょう。なかには難しい動きもあるけど頑張りましょう!」という小杉さんの挨拶で教室がスタートしました。
まずは屈伸やストレッチなど準備運動。「片足で30秒立ってみよう。フラフラしないで、手をしっかりあげてー!」という明るい声掛けに、児童は「30秒もできないよ~」と早速笑顔で楽しんでいました。
続いて7人ずつ横一列に並び、両腕回しやスキップ、股関節を柔らかくするため足を開いたまま歩く練習、「気をつけ→両膝を少し曲げる」という正しいスタートの方法などを学びました。
つづいて、ここまでに習った動きを組み合わせて、「横に足を大きく広げて前に出し、ツーステップ」「途中でもも上げを50回してからダッシュ」など少し複雑なステップを練習しました。足を体に引きつける動作では、「リズムを覚えましょう。変な動きするから見ててね。1.2.3で足をあげるっ!」という先生の見本に子どもたちは大爆笑。「もう一回やって~!」とアンコールの嵐でした。
どの動作も「肘を曲げて、腕をおなかの横につけて」といった具体的な指示がその都度あり、徐々に難易度が上がっていくため、みんな言われた通りの動きが自然と出来ていました。
最後に、今日習った動きを生かして全員でリレーを楽しみ、あっという間に終了時間を迎えました。授業を受けた児童からは「すごく速くなった気がする」「走るときに身体が軽い」といった感想が聞かれ、見学していた保護者からも「動きがこれまでと全然違います」「何回教えても出来なかったフォームがすんなり出来ていました」と驚きの声があがりました。
小杉コーチは「走るのが好きな子が多くて、動きづくりがとてもスムーズでした。笑顔で楽しそうに出来ていて良かった」と話しました。
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小宮小では、毎年秋に子どもたちが楽しめるイベントを開催しています。今回の走り方教室を企画したPTA行事委員会は、ベルマーク活動も担当しており「日頃ベルマーク集めを頑張っている子どもたちに、思い出に残る体験を贈りたい」と学校側と相談して申し込んだそうです。
委員長を務める坂川千尋さんは「数年前からベルマーク収集に力を入れていて、最近は児童にも定着してきたように感じます。集計日には子どもたちも大勢集まって手伝ってくれますが、大人よりも数えるのが早いので助かっているんですよ」と話してくれました。今後はウェブベルマークも広めていきたいそうです。
ベルマーク教育助成財団が主催する「教育応援隊」は、ベルマーク預金を使って子どもたちにスポーツ・科学・文化など様々な体験をしてもらう制度です。協力会社のミズノが開催している「走り方教室」は、毎年多くの学校から申し込みがあり大変人気を集めています。