遠い記憶がよみがえるわらべ絵展/10年ぶり東京で開催
(2026/10/15)印刷する
ベルマーク手帳の表紙絵や、ベルマーク新聞の4コマ漫画「ベルちゃん」を手がけた画家、喜田川昌之さんが10月9日~14日、東京・有楽町の「朝日ギャラリー」で、「喜田川昌之わらべ絵展」を開きました。東京での個展は10年ぶりです。会場を訪れました。
展示されたのは約50点。わらべ絵は、喜田川さんが育った自然や思い出の「心の情景」です。海水浴をする子どもたち、神社の境内でたき火を囲む子どもたち、干し柿をつるした民家の軒先で遊ぶ子どもたち、お月見をする子どもたち……。遠い記憶がよみがえるような作品ばかりです。子どもたちが靴の船で川を下ったり、スイカの上で遊んだりするファンタジーの世界もありました。
文字と絵を組み合わせた「感字絵(かんじえ)」や、小品を組み合わせ、ひとつのテーマを表現した「独楽絵(こまえ)」も魅力的でした。会場で絵を眺めていた人たちは「優しい絵ですね」「懐かしい」と話していました。
喜田川さんによると、2024年にハンガリーで作品を展示した際も好評だったそうで、文化の違いを超えて、見る人は共通する気持ちを抱くのかもしれません。ベルマーク手帳の表紙絵も6枚展示され、会場にはベルちゃん(連載1985~2018年)の原画を集めたファイルもありました。
喜田川さんは静岡県伊東市でミュージアム「わらべ絵館」を開いており、わらべ心を描いた数々の作品が常設展示されています。作品はそこで目にすることができます。
「喜田川昌之わらべ絵館」
【住所】〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1208-59
(電話:0557-54-7011)
【開館】10:00~17:00
【休館日】火・水曜日(なお、祝日・春休み・夏休み・正月は開館)
冬期休館=12月1日~31日


