能登半島地震から1年、緊急友愛援助について
(2025/01/06)印刷する
ベルマーク財団は、昨年1月1日に発生し、甚大な被害を出した能登半島地震において、ベルマーク運動参加校や団体からの緊急友愛援助を募集しました。当初は昨年3月末を締め切りとしましたが、大変多くのお申し出をいただき、6月末まで受け付けを延長した結果、合計86団体から2,593,591円の支援が寄せられました。皆様のご厚意にお礼申し上げます。
財団は昨年11月末、特に被害の大きかった石川県輪島市、珠洲市、能登町、穴水町の各教育委員会を訪れ、ヒアリングをしました。それぞれの教育委員会から、学校ごとに置かれている状況が大きく異なっていることなどを伺いました。9月に現地を記録的な豪雨が襲い、さらなる被害が発生し、復旧活動に大きな支障と遅れがでています。復旧はまだ道半ばで、現地が必要とする支援を提供できるよう、各教育委員会と連絡を取りながら、被災校が希望する設備品等を贈ることにしています。
阪神・淡路大震災や東日本大震災などの経験から、復旧や復興には、長期にわたる継続した支援が重要と考えています。引き続き、ベルマーク運動への支援をお願いいたします。
ベルマーク財団は1998年から、ベルマーク預金を自分たちの備品購入の代わりに直接寄付にあてる「友愛援助」を実施しています。集まった寄付金は、海外も含め、紛争や貧困、自然災害に苦しむ子どもたちへの支援に活用されます。
昨年11月末時点の輪島市・輪島朝市付近