スナッグゴルフ全国大会に「ベルマーク回収ブース」
(2024/12/11)印刷する
ベルマーク財団後援の「第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会」が11月30日、兵庫県三木市の三木ゴルフ倶楽部で開かれました。
一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の主催です。ゴルフというスポーツを通して、子どもたちに協力や思いやりの心、礼儀などを身につけてもらい、健全な育成に貢献することをめざして始まりました。東日本大会と西日本大会があり、東日本は7月に福島県西郷村で開催されました。
この日の西日本大会には愛知県から沖縄県までの24校122人の小学生が参加しました。
コース内にはベルマークを回収するブースが設けられ、参加者がマークを持参してくれました。
スナッグゴルフは、プラスチック製でヘッドが大きなクラブを用い、テニスボールより一回り小さい柔らかいボールを打ちます。ショットを打つ時にもランチパッドというゴム製のマットを使い、初心者もボールが打ちやすくなっています。校庭や体育館など狭い場所でもプレーできるのが特徴です。ホールの代わりになるターゲットは、ボールがくっつく(snag)ようにデザインされています。
プレーは真剣そのもの。応援の家族らは「ナイスオン!」「やった!」などの声援を送っていました。大堀裕次郎プロらプロ・アマのゴルファー6人も参加し、子どもたちとスコアを競い、コース内を沸かせました。
表彰式には、JGTO副会長の倉本昌弘さん、スナッグゴルフの開発者のテリー・アントンさんらが出席し、選手たちの健闘をたたえました。
1位は、8回目の優勝を連覇で飾った東広島市立三ツ城小学校(広島県)。2位は東広島市立東西条小学校(広島県)、3位は神戸市立井吹東小学校(兵庫県)でした。
この日集まったベルマークは、JGTO貢献事業部長の宮内勝さんが後日、財団に届けてくれました。宮内さんによると、少人数でもプレーでき、基礎はゴルフと一緒なので、スナッグゴルフ出身のゴルフ選手もたくさんいるそうです。