第23回友愛援助、9事業を募集


(2020/05/21)印刷する

 紛争や貧困、自然災害など苦しい状況の中で教育を受けられなかったり、苦しんでいる子どもたちが大勢います。世界の子どもたちのために何か支援できることはないだろうか。みなさまの声に応えてつくられたのがベルマーク運動の友愛援助です。自分たちの備品購入をちょっと控えて、ベルマーク預金を直接寄付にあてる仕組みで、1998年にスタートしました。

 2020年度は、引き続き東日本大震災で被災した子どもたちへの支援をはじめ、9事業を募集します。海外の対象国は、アフガニスタン、ラオス、スリランカ、東ティモール、シエラレオネ共和国、ブルキナファソの6か国です。対象事業はベルマーク財団が審査して選びました。東日本大震災援助については財団が直接、他の事業は子どもたちの教育環境の整備・充実の為に活動し、事業実績のある団体が行います。

 申し込み要項は次の通りです。金額は問わず、複数の事業へのエントリーも大歓迎です。

 世界の子どもたちのために、ふるってご参加ください。


<申し込み要項>
▼対象事業下記に掲載してある9事業
▼受付期間2020年4月から2021年1月31日
(東日本大震災事業のみ、締め切りはありません)
▼申込方法所定の申込用紙に事業名、寄付金額をご記入の上、学校長、PTA会長の承認印を押して、財団「友愛援助係」に郵送してください。
▼処理方法各PTAの「ベルマーク預金」から引き落とし、受領書をお送りいたします。
▼事業実施2021年度の早い時期。実施後に結果を報告します。
「東日本大震災援助」は被災校の実情に合わせて2020年度内にも行い、ホームページやベルマーク新聞で報告します。
▼問合せ先〒104-0045 
東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル
公益財団法人 ベルマーク教育助成財団「友愛援助係」
TEL 03-5148-7255
FAX 03-5148-7256
E-mail:toiawase@bellmark.or.jp


①東日本大震災援助事業

≪ベルマーク教育助成財団≫
https://www.bellmark.or.jp/

 2011年3月11日に発生した東日本大震災に対し、ベルマーク財団は緊急友愛援助を募集しその支援にあたりました。震災から10年となった2020年度も、引き続きベルマーク預金からの拠出を呼びかけます。


②アフガニスタンの子どもたちへの保健教育活動

≪ジョイセフ≫
http://www.joicfp.or.jp/jp/

 アフガニスタンでは、長く続いた紛争の影響、また旧タリバン政権時代には女子教育が行われず、今でも女性の80%は読み書きできません。農村部では12~13歳で結婚する女性もおり、保健衛生の知識を身につける機会が乏しいことが、高い乳幼児死亡率の背景の一つともなっています。同国のナンガハール州において、小学校児童への保健衛生に関する啓発教育や女性、妊産婦に母子保健に関する保健教育を行うための資金を募ります。


③ラオスでの学校図書室整備プロジェクト

≪ラオスのこども≫
http://deknoylao.net/

 ラオスの多くの学校には図書館がなく、本屋は都市にいくつかあるだけで、子ども達は学校でも家でも本を読むことがありません。読書の機会がないと、十分な読み書きの能力や思考力、表現力を身につけることができず、子どもたちが生きるうえで大事な力を身につけることが困難です。学校の空き教室を活用して図書室を開設する費用や、運営する教員の研修、既設の学校図書室に新しい本のセットを配付するための資金を募ります。みなさんこのプロジェクトに参加しませんか?


④スリランカの子どもたちの植林・環境教育支援「子供の森」計画

≪オイスカ≫
http://www.kodomono-mori.info/

 スリランカでは商業伐採や森林の農地化が進み、生物多様性の宝庫だった森林が減少しています。こうした自然環境の劣化が土砂崩れや洪水、乾期の水不足などといった異常気象や自然災害による被害を悪化させ、人々の生活や農業に大きな打撃を与えています。こうした状況の中、開発と環境保全のバランスを自ら判断し未来に向けて行動できる人材を作っていくことが急務です。次世代を担う子どもたちが、「自然を愛する心」を養いながら実際に行動できる力を身につけるために、学校や地域で苗木を植え育てる森づくり活動や実践型の環境教育を進めるための資金を募ります。


⑤東ティモールの子どもたちの健康を守るための予防接種・保健教育支援

≪シェア=国際保健協力市民の会≫
http://share.or.jp/

子どもの予防接種のため診療所に集まる母子、東ティモール・ディリ県アタウロ

 首都ディリ県のアタウロ郡およびメティナロ郡は、保健センターが管轄する保健医療サービスへの住民のアクセスに課題があり、子どもの予防接種、妊婦健診、病院での出産といったサービスの利用率が全国平均よりも低い地域です。この地域で保健医療サービスの改善と、学校を含む住民による健康促進活動の支援に取り組むことで、予防接種をはじめとした対象住民の保健サービスの利用を促進し、SDGs目標3.8のユニバーサルヘルスカバレッジの達成に貢献します。予防接種サービスの改善、住民対象の健康促進活動のための資金を募ります。


⑥ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館を通じた教育支援事業

≪シャンティ国際ボランティア会≫
http://sva.or.jp/

 タイとミャンマーの国境にある難民キャンプは 1984年に設立され、今でも約10万人の難民がいます。ミャンマー本国への帰還の動きがある一方、先行きの見えない不安から多くの住民がキャンプに留まることを希望。減少する国際支援の影響で、教育の質の低下も懸念されています。難民たちが、将来の選択をするための知識・技術を身に付け、帰還に関する情報を習得できる環境を整備します。閉鎖的な環境にいる難民たちが本を通じて世界と繋がるための資金を募ります。


⑦アフガニスタン寺子屋プロジェクト

≪日本ユネスコ協会連盟≫
http://www.unesco.or.jp/terakoya/

 内戦が長く続いたアフガニスタンでは、特に旧タリバン政権下、女子教育が行われず、識字率はいまも世界最低レベルと言われています。日本ユネスコ協会連盟が2002年以来、同国内に建てた寺子屋は16軒(17軒目は2020年5月完成予定)。2019年度には515人が識字クラスを受講、306人が職業訓練クラスを受講しました。2020年度は新しい寺子屋で開く識字クラスに必要な教材などの購入や寺子屋運営委員や識字教員の研修、昨年から引き続き建設中の新しい寺子屋建設のための資金を募ります。


⑧シエラレオネ共和国における学校給食プログラム

≪国連世界食糧計画WFP協会≫
https://ja.wfp.org/

 シエラレオネ共和国は、西アフリカの北大西洋岸に位置する世界で最も貧しい国の一つです。農業生産性が低く食糧不安は広範囲に及んでおり、慢性的な栄養失調はWHOの「高い」基準値を上回ります。国内で最も食糧に不安のある二つの地区(パハン、カンビア)を対象に、子どもたちが学校に通えるよう地産地消を旨とする学校給食支援や地元の農業振興にも役立つプログラムを実施するための資金を募ります。


⑨ブルキナファソで「子どもにやさしい学校」モデル事業

≪日本ユニセフ協会≫
http://www.unicef.or.jp/

 西アフリカのブルキナファソは、サハラ砂漠の南に位置し、世界でも最も貧しい国のひとつです。2000万人の人口の約半数が18歳未満の子どもたちです。様々な課題の中でも、教育の質の改善は喫緊の課題となっています。小学校を卒業できる子どもの割合は63.2%、小学校の最終学年に進んだ子どもの40%近くが基礎的な国語や算数を習得できていません。教育の質を向上させ、学校で子どもたちが基礎的な学力と将来に必要な知識を身に付けられる「子どもにやさしい学校」に必要な教員への研修、校舎や教室の整備、学用品や教材の提供、地域住民への啓発、さらに緊急事態下の子どもへの教育支援などの活動を進めるための資金を募ります。

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