新ベルマーク大使・寺内ゆうきさん


(2018/10/10)印刷する

 「最近、ファミマの近くに引っ越したんですよ。マークを集める態勢がばっちり整いました!」。開口一番、ベルマークネタで笑わせてくれました。

 今年1月、担当するラジオの深夜番組でベルマーク収集を宣言。大分の小学生らが約1トンものアルミ缶を集めた、という話題に刺激され、「自分も何かを集めよう」と考えた時に浮かんだのが、ベルマークでした。

 10万点で憧れのトロンボーンを購入する計画でしたが、1人では膨大な時間がかかるうえ、個人では預金化できないことを知り、集めた分は被災地支援のため財団へ寄付しました。大いなる勘違いをしていたものの、収集や財団の見学などを通じて様々な発見があり、ベルマークとの出会いに「運命的なもの」を感じたそうです。

 「いろんな種類の商品にマークがついていることが意外で、宝探しのような楽しさを味わいました。切って貼るという作業も、普段はする機会がないので工作的な面白さがある」。家族や学校、地域で取り組めば、人と人とをつなぐ「コミュニケーションツール」にもなるはず、と言います。

 ベルマーク預金で商品を購入すると価格の1割がへき地校などの支援に回ることも初めて知りました。一番驚いたのは、毎年17億円前後の預金が使われないまま繰り越されていることでした。

 小中高の教員と保育士の免許を持つことから、教育ネタを織り交ぜた漫才も披露しています。相方の小林良行さんと、保育人材の育成や定着を支援する東京都の「とうきょうホイクマン」としても活躍。保育所を飛び回っています。

 「ベルマークについても、まずは興味と関心を持ってもらうことが大切。ぼくの存在がそのきっかけになれば」「マークを集めることだけでなく、使うこともPRしていきたい。使い道を知れば、集めることへの興味もさらにわくと思うんです」

 ベルマークを題材にした漫才を作ったり、へき地の学校へ授業をしに行ったり。教育芸人兼大使として、いろんなことにチャレンジして運動を盛り上げたい、と夢を膨らませています。

ベルマーク商品

ジャポニカセクション

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中