海外8事業は月内で締め切り/財団の「友愛援助」
(2018/01/12)印刷する
紛争や貧困、自然災害によって苦しい状況に置かれている子どもたちの教育環境を支援する「友愛援助」の今年度募集分のうち、海外8事業は1月末日で募集を締め切ります。例年に比べ、応募が少ない状況です。よろしくご検討ください。
「友愛援助」は、ベルマーク運動参加団体が自団体のベルマーク預金から寄付し、ベルマーク財団がそれを原資の一部として国内外の子どもたちの教育環境の整備や充実を目的に支援します。
対象は毎年度、公募して財団が審査して選んでいます。自然災害で教育環境が急激に悪化した国内支援や、NGO、NPOや法人が実施する、主に途上国の国々の子どもたちの教育環境を支援する事業を選んでいます。「紛争や飢餓、貧困、自然災害によって教育を受けられない世界の子どもたちに、何かできないか」。そんな声に応えて、1998年にスタートしました。20回目となる今年度は現在、以下の9事業に対する寄付を募集しています。
東日本大震災援助以外の海外8事業は海外の教育環境整備や充実に活動実績がある団体に資金を委託する形を取っています。()内は事業実施団体です。
①東日本大震災被災校援助(ベルマーク財団)
②アフガニスタンの子どもたちへの保健教育活動(ジョイセフ)
③ラオスでの学校図書室開設プロジェクト(ラオスのこども)
④フィジーの子どもたちの植林・環境教育支援「子供の森」計画(オイスカ)
⑤東ティモールの小中学校での学校保健プロジェクト(シェア)
⑥ミャンマー難民キャンプにおける図書館を通じた教育支援事業(シャンティ国際ボランティア会)
⑦アフガニスタン寺子屋プロジェクト(日本ユネスコ協会連盟)
⑧マダガスカル共和国における学校給食プログラム(国連世界食糧計画WFP協会)
⑨カンボジアでの障がいのある子どもたちへの支援(日本ユネスコ協会)