第29回友愛援助、10事業を募集


(2026/04/09)印刷する

 紛争や貧困、自然災害など苦しい状況の中で教育を受けられなかったり、苦しんでいたりする子どもたちが大勢います。世界の子どもたちのために何か支援できることはないだろうか。みなさまの声に応えてつくられたのがベルマーク運動の友愛援助です。自分たちの備品購入をちょっと控えて、ベルマーク預金を直接寄付にあてる仕組みで、1998年にスタートしました。

 2026年度は、引き続き東日本大震災で被災した子どもたちへの支援をはじめ、10事業を募集します。海外の対象国は、アフガニスタン、ラオス、インドネシア、東ティモール、トーゴ共和国、ブルキナファソの6か国です。対象事業はベルマーク財団が審査して選びました。東日本大震災援助については財団が直接、他の事業は子どもたちの教育環境の整備・充実の為に活動し、事業実績のある団体が行います。

 申し込み要項は次の通りです。金額は問わず、複数の事業へのエントリーも大歓迎です。

 世界の子どもたちのために、ふるってご参加ください。

<申し込み要項>
▼対象事業下記に掲載してある10事業
▼受付期間2026年4月から2027年1月31日
(東日本大震災事業のみ、締め切りはありません)
▼申込方法所定の申込用紙に事業名、寄付金額をご記入の上、学校長、PTA会長の承認印を押して、財団「友愛援助係」に郵送してください。
▼処理方法各PTAの「ベルマーク預金」から引き落とし、受領書をお送りいたします。
▼事業実施2027年度の早い時期。実施後に結果を報告します。
「東日本大震災援助」は被災校の実情に合わせて2026年度内にも行い、ホームページで報告します。
▼問い合わせ先〒130-0026
東京都墨田区両国3-25-5 JEI両国ビル9階
公益財団法人ベルマーク教育助成財団「友愛援助係」
TEL:03-5638-2320
FAX:03-5638-2321
E-mail:toiawase@bellmark.or.jp

①東日本大震災援助事業

≪ベルマーク教育助成財団≫
https://www.bellmark.or.jp/

 2011年3月11日に発生した東日本大震災に対し、ベルマーク財団は緊急友愛援助を募集しその支援にあたりました。被災校への支援を継続的に行うため、2026年度も引き続き、ベルマーク預金からの拠出を呼びかけます。


②アフガニスタンの子どもたちへの保健教育活動

≪ジョイセフ≫
https://www.joicfp.or.jp/jpn/

 2021年のタリバンによる政変以降、アフガニスタンでは女子教育の機会が奪われています。タリバン暫定政権による、中学、高校、大学の女子の通学の禁止により、現在、女の子が学校に通える機会は小学校6年間のみとなっています。唯一通うことができる小学校ですら、卒業する女の子は4割。そのような状況もあり、アフガニスタンの若い女性の8割は読み書きができません。農村部では女性の多くが12~13歳で結婚しますが、保健衛生の知識を身につける機会が乏しいことが、高い乳幼児死亡率の原因の一つともなっています。小学校児童への保健衛生に関する啓発教育や女性、妊産婦に母子保健に関する保健教育を行うための資金を募ります。


③ラオスでの学校図書室整備プロジェクト

≪ラオスのこども≫
https://deknoylao.net/

 ラオスでは図書館や本屋がほとんどないため、子ども達は学校でも家でも本に接することができません。ラオスの子ども達にもっと本を読む機会を提供し、本が自らの人生を切り拓く一歩となるように、学校の空き教室を活用して図書室を開設します。また開設後の図書室には、新しい本のセットを配布します。
 この会はベルマーク財団を通じた支援などによって、2024年度末までにラオスの362か所に学校図書室を開設、子どもたちに本の楽しさを伝えてきました。うち友愛援助事業を通じて開設された図書室は2001年以来、53か所にのぼり、開設後に図書セットを届けた学校は、のべ432校になります。


④インドネシアの子どもたちの植林・環境教育支援「子供の森」計画

≪オイスカ≫
https://www.kodomono-mori.info/

 インドネシアは生物多様性の非常に豊かな国ですが、近年の急激な人口増加や開発に伴い、希少な熱帯雨林が伐採され、自然環境の破壊が進行しています。こうした自然環境の劣化や気候変動などの影響によって自然災害も多発しており、環境保全とともに、人々の環境に対する意識を育てていくことが急務とされています。「子供の森」計画は、次世代を担う子どもたちが、苗木を植え育てる活動を通して「自然を愛する心」を育みながら、緑化を進めていくプログラムです。ふるさとのために自ら考えて行動できる人を育てられるよう、学校や地域での植林活動に加えて、実践的な環境教育や地域住民への啓発活動に取り組んでいます。


⑤東ティモール僻地の小学校の子どもたちに届ける栄養事業

≪シェア=国際保健協力市民の会≫
https://share.or.jp/

 東ティモールでは、予防できる病気で子どもが命を落としたり、妊娠・出産でお母さんが亡くなることがまだ多くあります。背景には、健康や栄養に関する知識を学ぶ機会が少ないことがあります。日本では当たり前の学校での保健の授業も、東ティモールでは十分に行われていません。私たちはディリ県メティナロ郡とアタウロ特別県の学校17校で、教員50名への研修や教材づくり、学校菜園の支援、給食室や学校フェンスの改修を行い、約4,000人の子どもたちが健康に学べる環境づくりに取り組んでいます。保健省・教育省とも連携し、子どもと家族の健康を守るため、皆さまのご協力をお願いいたします。


⑥ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館を通じた教育支援事業

≪シャンティ国際ボランティア会≫
https://sva.or.jp/

 タイとミャンマーの国境近くではミャンマーからタイ側へ人々の流出が続き、1984年には難民キャンプが設立され、今でも約10万人の難民がいます。しかしキャンプが長年続いていることもあって国際支援が減少。教育の質の低下も懸念されています。難民キャンプの住民が将来の選択をするための知識・技術と第三国への定住に関する情報を習得できる環境を整備します。また絵本や図書を通して母語の基礎学習を補完し、ビルマ語の識字教育に貢献するための資金を募ります。


⑦アフガニスタン寺子屋プロジェクト

≪日本ユネスコ協会連盟≫
https://www.unesco.or.jp/activities/terakoya/

 アフガニスタンでは2021年8月の政変後、経済の混迷から貧困に苦しむ人びとが増加しています。そのため、首都カブールにおいて成人男性向けの技術訓練を実施することで、受講生が卒業後に就職先を見つけられたり、就業先で収入アップできることを目指しています。訓練は6カ月で、屋内配線工事や家電修理(エアコンや冷蔵庫)、携帯電話の修理、裁縫のクラスが行われています。男性への技術訓練が家庭全体の収入向上につながることが期待されています。


⑧トーゴ共和国における学校給食支援

≪国連WFP協会≫
https://ja.wfp.org/

 トーゴはアフリカ西部のギニア湾に面する沿岸国で、約885万人が暮らしています。急性栄養不良に直面している人びとが多く、西アフリカ地域の中で学校給食の普及率は最低といわれており様々な課題に直面しています。国連WFPは、学校給食支援を通じて、子どもたちの栄養状態の改善と健全な発育、就学率を高めます。また、使用する食材は可能な限り現地で調達するため、地域の小規模農家とも協力し経済効果と自立を促します。


⑨ブルキナファソでの「子どもにやさしい学校」モデル事業

≪日本ユニセフ協会≫
https://www.unicef.or.jp/

©UNICEF/UNI874308/

 ブルキナファソは、サハラ砂漠の南に位置し、約2,355万人が暮らす国です。世界で最も貧しい国のひとつで、人口の約半分を占める子どもたちは様々な課題に直面しています。中でも教育の質の低さは緊急の課題で、小学校の最終学年に進んだ子どもの40%近くは基礎的な国語や算数を習得できていません。2017年以降、治安が悪化し国内避難民が増えるなか、ユニセフは、特に厳しい状況下にある子どもたちに重点を置きながら、すべての子どもたちが基礎教育を受け、修了できるように、教育の質の改善、校舎建設、備品・学用品・教材の提供、教員研修等を進めています。その活動を支えてくださる資金を募ります。


⑩こども食堂支援事業

≪認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ≫
https://musubie.org/

私たちはこども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼされない社会を日本でつくりたいという思いを持って活動をしています。各地域のこども食堂ネットワークを支援すること、何か社会に貢献したいと考えている企業・団体とつながりこども食堂へ支援を届けること、調査・研究をし、啓発をしていくこと。私たちは、3つの軸で、歩んでまいります。


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