「友愛援助」で実施したインドネシアでの「子供の森」計画、活動が完了/オイスカが財団へ報告


(2015/06/26)印刷する

マングローブはみどりの防波堤

ワークショップで現地の子どもが描いた絵をもつ高田さん、諸江さん、川村さん(左から)

 公益財団法人オイスカ(東京都杉並区)が2014年度にインドネシアで活動していた「子供の森」計画が完了し、5月29日、ベルマーク財団に報告しました。「子供の森」は、世界各地の子どもたちが学校や地域で苗木を植え、森を育てることで「自然を愛する気持ち」や「緑を大切にする気持ち」を養い、地球の緑化を進めることが狙いです。アジア太平洋地域を中心に35の国・地域で展開されています。ベルマーク財団は14年度、PTAのベルマーク預金から支出される「友愛援助」も含め、オイスカに100万円の支援をしました。
 財団を訪れたのはオイスカの海外事業部「子供の森」計画担当課長の高田絵美さん、同部の諸江葉月さん、国際協力ボランティアとして同社でインターンシップをしている川村康恵さんです。
 2014年度のインドネシア「子供の森」計画には72校が参加し、約15ヘクタールに2万8655本を植えました。うち14校は新規参加でした。1993年からの各地の累計では351校が参加し、植林した数は29万本にのぼります。
 実施した事業は植林・育林活動のほか、エコキャンプ、堆肥・苗床づくり、ゴミのリサイクル、分別に関するワークショップ、学用品の支援などでした。
 インドネシアでは近年、急速な経済成長と人口増加が続いています。経済的な豊かさが生まれる一方で、森林伐採など環境への負担が深刻です。オイスカは地域の中心である学校を拠点にすることで、子どもたちの家族や地域の人々にも活動の輪を広げ、地域の活性化も目指しています。

インドネシア語で「私たちの大地を守ろう」と書いてあります
 2014年度は、おもにマングローブやカランパヤン、スマトラ松などが子どもたちの手で植えられました。ふるさとに親しみをもつよう、地域にもともと生えていた樹種が選ばれています。木の成長は早く、子どもたちが入学した年に植えたものが卒業する頃には彼らの背丈を超えるほどに育つそうです。
 台風の時期には、育ったマングローブの林が防波堤代わりになり、土砂崩れなどの水害や風害から地域を守り、減災につながります。それまで「食物を育てて収穫する」ために大切だと考えられていた森ですが、台風を通して「災害を防ぎ自分たちの生活を守ってくれる」ものだと、地域住民の多くが気付き、学んだといいます。
 これからも長く付き合える森にするためには、子どもたちが「どうすれば森を守れるか」を自主的に考えることが必要です。高田さんは「森のために様々な選択ができるよう、環境に関する知識を得られるようなサポートをしていきたい」と話しています。
 オイスカにベルマーク預金から寄付をすると、5千点以上の学校には感謝の支援証や活動報告が贈られます。寄付が10万円を超えると、植林地に学校名の入った看板が建てられます。
 なお、ベルマーク財団からの支援金はおおよそ、以下のように使われました。
①苗木・学校教育支援品等=13万円
②緑化活動=23万7千円
③環境教育活動=27万円
④啓発普及活動=23万4千円
⑤「子供の森」計画プログラム推進・運営経費=12万6千円
 

 オイスカの公式ページで、活動の様子が見られます。
 「子供の森」計画 http://www.kodomono-mori.info/
 公式ツイッター http://twitter.com/oisca_cfp

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