「テクノホライゾングループ ソリューションフェア2021 in 東京」が開催


(2021/04/28)印刷する

 協力会社のテクノホライゾン株式会社が主催する「テクノホライゾングループ ソリューションフェア2021 in東京」が、4月7、8の両日、東京都文京区にある東京ドームシティのプリズムホールで開かれました。

 同社は協力会社のエルモ社がグループだった数社と合併し、4月からテクノホライゾンとして新発足しました。「エルモ」というブランドは残しています。

 今回の展示会は同社の掲げる「教育・IT」「医療・ヘルスケア」「FA」「安全・生活」の4つのテーマ別に53ブースがあり、各種セミナーも含めて計1100人が来場しました。

会場の様子

 エルモはもともと、映写機や8ミリカメラを作っていた歴史がある会社で今年で100周年を迎えます。主力製品も映像関係が並びます。その一つが、資料や手元の動きなどを大きく映す書画カメラ(実物投影機)です。

 タッチパネル付き、ワイヤレス対応、「アンドロイド」を搭載しアプリと連携できるものなど、様々な製品がありました。カメラの向きを変えれば、授業風景を撮影することもできるそうです。

 電子黒板も主力製品の1つです。文字色や太さを選び、指やペンで自由に文字や絵が描け、拡大・縮小・移動・保存も簡単で、板書のレイアウトを自由に変更できる便利な製品です。書画カメラと接続すれば、取り込んだ画像に書き込みをすることもできます。遠隔授業への利用も期待され、さまざまな支援サービスも展開しているそうです。

書画カメラは資料や手元の動きなどを大きく映す
電子黒板に文字を書く

 プログラミング教育のブースでは、2種類の教材が出展されていました。一つは、iRobot社の「Root(ルート)」。同社のヒット商品のロボット掃除機「ルンバ」をモチーフにした、プログラミング用のロボットです。本体は六角形の大人の手のひらほどのサイズで、タブレット等でプログラミングし、線を描いたり、光や音を出すことができます。裏面には磁石があり、黒板などの垂直面で動かすことができます。

 もう一つは、ポーランドのBeCREO社による「Scottie Go!(スコッティー・ゴー)」。画面上に現れるキャラクターを課題通りに動かすために、命令が印刷された実物のカードを並べ、それを書画カメラで読み取って実行させるというものです。子どもたちがゲーム感覚で学べる仕組みです。

iRobot社の「Root」
カードとアプリを組み合わせた「Scottie Go!」

 同社で営業を担当する立木隆さんと島村俊介さんが会場を案内してくれました。立木さんは「私たちの仕事は弊社のICT(情報通信技術)機器を使うことで、子供たちにわかりやすく、同時に先生たちの負担を減らす提案をすること。また、休校になっても教育を絶やさないために、授業をサポートしていくこと」だと言います。学校現場ではいま、小中学生への1人1台の情報端末配布も進んでいます。島村さんは「学校の教育は今、大きな転換期にあると思う」と話しました。

右から、テクノホライゾンの立木隆さん、島村俊介さん

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