ベルマーク便りコンクール特別賞・真岡市立真岡西小


(2023/03/14)印刷する

 栃木県の中でも特にいちごの生産量が多い真岡市にある、市立真岡西小学校(櫻井明彦校長、児童806人)の「ベルマークだより」が特別賞に選ばれました。今回が初めての受賞です。ベルマークの活動があった12月16日に、学校で話を聞きました。

左から出口妙子先生、PTA厚生委員会の高田雅子さん、三好薫さん、柴田亜季奈さん

 今年度は、PTA厚生委員会の10人がベルマーク活動をしています。集計は月1回、アプリで参加者を募り、PTA会議室に集まってもらいます。柔軟に対応できるよう、年度初めに全ての活動日を決めるのではなく、2ヵ月ごとに予定を決めるようにしました。「回収枚数が多くなる7月などは、集計日を増やします」と教えてくれたのは、お便りを担当している委員長の三好薫さん。まん延防止等重点措置の期間中は、在宅での集計に切り替えて活動を継続しました。

三好さん手書きの協賛会社リスト

 三好さんは昨年から、月1回のペースでお便りを発行。回収方法や集計結果、ベルマーク預金で購入したものなどを伝えました。各家庭に渡るお便りが他のプリントよりも目立つように、「行間をあけて読みやすく、シールや上下の縁取りで目を引くようにしました」。受賞の連絡が届いたときには「周りの皆さんもとても喜んでくれた」そうです。

 ベルマークはいつでも持ってこられるよう、各教室と事務室の入り口に回収箱を置いています。活動には、児童の厚生委員会の25人も協力。お昼の校内放送や、年1回の児童集会で回収を呼び掛けています。さらに、集まったベルマークは週1回、牛乳パックで作ったBOXに、協賛会社ごとに仕分けてくれるそうです。

牛乳パックで手作りした仕分けBOX
集計作業には卵パックを利用

 地域の協力も大きく、学校周辺のスーパー4店舗に回収箱を置き、カートリッジ類も回収しています。毎年3月には、スーパーに点数を報告し、お礼を伝えています。このような活動で、昨年度は真岡市内の参加団体の中で最も多くの点数を集めました。

 毎年9月頃にはPTAの厚生委員と学校職員が、学校で必要なものを話し合って、ベルマーク預金で購入するものを決めています。これまでにテレビ、デジタルカメラ、ボール類などを購入してきました。

 2025年には創立50周年を迎える真岡西小。「児童とPTA、地域とともに取り組んでいる活動の成果として、記念になるものを購入できればと考えています」と、ベルマーク担当の出口妙子先生は話してくれました。

地域から寄贈された「真岡木綿」ののれん
SLを模した真岡駅の駅舎

 学校の最寄り駅、真岡鉄道・真岡駅はSLをかたどったユニークな駅舎です。土日には蒸気機関車「SLもおか」が運行しています。駅からバスで10分ほどの学校周辺には、工業団地と新興住宅地があるため、市内の小学校で最も児童数が多いそうです。職員室の入り口には名産「真岡もめん」ののれんがかかっていました。市の花に制定されている「わた」は、真岡西小の校歌の歌詞にもなっています。

ベルマーク商品

タフビズ業務災害補償保険

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
2/14までの受付分を作業中