4年連続で優秀賞/大阪市立常盤小学校


(2021/03/22)印刷する

 高さ300㍍、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」がそびえる大阪市阿倍野区の天王寺駅周辺。そこから徒歩10分足らずで大阪市立常盤小学校(三島公德校長、児童1256人)に着きます。再開発で周囲はマンションが林立。少子化の時代なのに年々児童数は増え、現在は34学級を数える大阪でも屈指の大規模校です。

校庭からあべのハルカスが見える
ハルカスからも常盤小が(画面上部)


 創立は1912(明治45)年と歴史ある常盤小ですが、ベルマーク運動に参加登録したのは2009年と比較的最近。でも大規模校だけに、その後の“活躍”は目覚ましく、年間集票点数で何度も大阪市1位を達成。ベルマーク便りコンクールでも2016年度の佳作を皮切りに、その後は優秀賞を取り続けています。2020年度は4回連続の優秀賞に輝きました。

 コロナ禍の緊急事態宣言が関西で解除された3月の前半、常盤小を訪問しました。ベルマークを担当するPTA学級委員会の、2021年になって初の活動日です。「本日のベルマーク集計こちらです」と貼り出された教室で、15人ほどが集計作業に精を出していました。


 常盤小では児童のベルマーク委員会も活動を担います。「子どもたちは毎月マークを回収・仕分けしていたのですが、緊急事態宣言で保護者の活動ができず、マークがたくさんたまってしまいました」と学級委員長の坂本慶子さん。

 PTAで作業に携わるのは、実行委員と、各学年から選ばれる総勢30人強の常置委員。作業は基本的に毎月で、2学年ずつ担当月を設けて出席を呼びかけます。「でも別の月に出てもいいし、委員でない方も歓迎。無理のないよう、ゆるく運用しています」と坂本さん。でもこの日は処理量が多かったため、全学年にラインで呼びかけたそうです。

 見ていると、先に作業を終えて帰る人もいれば、あとから教室に入ってくる人もいて、参加の仕方は様々。「初めてですか?」と坂本さんが優しく声掛けして要領を伝えます。無理なく活動を続けている様子がうかがえました。マークを持ち帰って自宅で作業する人もいます。コロナ禍で活動ができなかった昨年春には自宅作業用のマニュアルも作りました。


 お便り「ベルマーク通信」は、夏休みなどを除いてほぼ毎月発行しているのが大きな特徴です。2016年の佳作受賞時から昨春までずっとお便りを作ってきたのは吉岡由枝さん。それまでは活字でしたが、最後の年度はすべて手書きで作りました。「パソコンを使えない人が委員になるかも知れないので、一度やってみようと」。デザインのお仕事をされているとのことで、文字の強弱にめりはりがあり、とてもバランスのいい紙面でした。

 収集の呼びかけや運動の仕組みの説明のほか、吉岡さんがこだわっていたのは児童とのやりとりを載せること。2020年2月のお便りには「昼休みには4年生の女の子たちが来てくれました。来年度は是非ベルマーク委員を希望してね♪とお願いしました」とあります。「休み時間に委員会の子がきてくれたりするので、ありがとうの気持ちを込めて書いています。書かれた子が喜んでくれるのもうれしい」と吉岡さん。お子さんは昨春に卒業しましたが、現在もボランティアとして学校に来ています。

常盤小のみなさん。前列左から教務主任の中川敬吾先生、坂本慶子PTA学級委員長、吉岡由枝さん

 コンクールの賞金が「佳作+優秀賞×3」で計10万円たまったのを機に、学級委員会から全児童に感謝の気持ちを込めて消しゴムを贈りました。「ベルマーク協賛会社のクツワの製品に、手作りのシールを貼って配りました」と坂本さん。ベルマーくんたちがデザインされたシールは吉岡さんが作りました。今回の賞金も、子どもたちに還元できる形を考えていくそうです。

児童に配った消しゴムに貼ったシール


 学校側もベルマーク活動にとても協力的です。児童の委員会もPTAの提案に先生方が賛同して実現しました。教務主任の中川敬吾先生は「ベルマーク預金で昨年はコンプレッサー(空気入れ)を購入できました。つい最近も竹馬を注文したところです。次は一輪車を更新したいですね」。

 校舎の入り口には、ベルマークを会社別に仕分けて入れる引き出しが設置されていました。「収集日以外でも、児童が持参したマークを入れられるようにと考えました。来年度から本格的に運用しようと準備しています」と中川先生。

 コロナ禍が続く中でも工夫して活動を続けている常盤小のみなさん、これからもよろしくおねがいします。

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