ベルマーク便りコンクール優秀賞・岸野保育園


(2021/02/05)印刷する

 長野県佐久市の岸野保育園(鷹野正子園長、園児169人)は、保護者有志のグループ「ベルちゃんず」が活動を担い、過去10年のベルマーク便りコンクールで、佳作4回と特別賞の成績を残しています。今年度は、コロナ禍の中でも毎月お便りを発行していることが評価され、見事、優秀賞に選ばれました。

ベルちゃんずのメンバー。中列左から2番目が代表の櫻井恵美さん

 岸野保育園がある佐久盆地は、浅間山と八ヶ岳にはさまれた標高600㍍を超す地域です。「園からは浅間と蓼科山がよく見えます」と鷹野園長。すぐ近くには千曲川が流れています。

 ベルマーク運動に参加したのは1982年。40年近い活動歴ですが、「ベルちゃんず」が発足したのは20年ほど前。それまで活動の主体は園の職員でしたが、保護者が有志を募って引き継いだそうです。

 これまでにベルマーク預金でテント、電子体温計、ドッジボールなどを購入。東日本大震災の被災校支援のための友愛援助にも使いました。

 「ベルちゃんず」は現在13人。今年度の代表を務める櫻井恵美さんに話を聞きました。会に参加して4年目になるそうです。

 岸野保育園では月1回、回収日を設定。会のメンバー2人が当番として回収作業と仕分けをします。集計はメンバー全員に呼びかけて年1、2回実施します。

 「べるちゃんずだより ベルマーク新聞」と題したお便りは、A4判1枚をメンバーが交代で作成し、毎月発行しています。季節や時々の行事にちなんだベルマーク商品を取り上げているのが最大の特徴で、例えば2月号なら新入学に向けて用意する上ばきや文房具、6月号なら夏バテ対策としてのバナナ、11、12月号なら年賀状印刷に使うインクカートリッジ……。毎月発行ならではの工夫です。「担当者が知恵を絞ったり、過去のお便りを参考にしたりしています」と櫻井さん。

 その月の回収日時と場所は必ず掲載します。通常は毎月20日頃の朝8時半から9時までで、場所は春~秋は園のテラス、冬や雨天時はホールです。

回収日にマークを持って来る子どもたち
連絡帳にスタンプを押す

回収日は園の掲示板でも知らせている
マークの回収袋

 回収日は子どもや保護者がベルマークを持参します。以前はマーク持参用にジャムの空き瓶を使っていましたが、昨年度から子どもたち向けの可愛らしいファスナー付き回収袋をメンバーが用意し、新入園時に配布しています。マークを提出した子どもは、その場で好きなスタンプを選んで連絡帳に押すことができるのですが、それがとても人気なのだそう。カートリッジやテトラパックも一緒に回収します。

 収集が終わると、当番の2人と作業に参加できるメンバーが、園の作業部屋で会社番号別にマークを仕分けます。時間に余裕があれば、数えやすいように点数ごとに10枚ずつまとめます。整理用の箱は1リットルの牛乳パックの側面を切って再利用しています。櫻井さんは「働きながらの活動は大変な面がありますが、子どもたちが園で元気に遊ぶ姿を見ながら、また、メンバー同士が子育て話をしながら、楽しく作業しています。園や子どもたちのために、少しでも役立てればという思いで活動しています」と話します。

マークを整理する箱は、牛乳パックを再利用

 ベルマークやカートリッジなどの回収箱はテラス脇に常設し、回収日以外でも入れることができます。地域の児童館にも回収箱を置いています。

 園の給食で出る牛乳のテトラパックは、職員が洗って乾かしますが、回収箱に入れる際には子どもたちが手伝ってくれることも。箱がすぐいっぱいになるため、当番以外のメンバーも作業を手伝うなど、協力しながら進めているそうです。

 さらに毎秋、園と保護者会が合同で開くバザーで、ベルマークを持参すると釣りゲームが楽しめるコーナーを作っています。釣れるのは魚のほかにベルマーク財団のキャラクター「ベルマーくん」もいて、遊んだ後は景品がもらえます。でも今年度は残念ながらコロナ禍で中止になりました。

 昨年の全国一斉休校時、地域では感染者が少なかったことから、同園は登園保育を続けました。登園の自粛は呼びかけましたが、子どもの7、8割は出席していたそうです。「今年度、コロナだから活動を止めよう、という話は一切出ませんでした」と櫻井さん。

 とはいえ今冬は県内でコロナ感染が拡大。このため1月の回収日は収集場所を屋外のテラスに移し、人気だったスタンプ押しも中止しました。「感染対策を取りながら、できることを工夫して続けています」

2018年のバザーの様子
釣りゲームを楽しむ子どもたち

 受賞について櫻井さんは「優秀賞とは思わず、本当にビックリ。歴代のお母さんたちの努力のおかげです」。メンバーたちも「活動が評価されて嬉しい」と喜んでいるそうです。

 会の活動記録は代々引き継がれており、発足時のノートには「楽しんで」「無理をしないで、できることをやろう」といった目的が記されているそうです。「こうした思いは今も同じ。私も大切な活動をつないでいければ」と櫻井さん。鷹野園長は「園、保護者、子どもたちが一緒になって活動しています。今回は、とてもいい賞をいただきありがたいです」と語りました。

今年1月の回収日の様子

ベルマーク商品

おまめさん こんぶ豆

ベルマーク検収

今週の作業日:9/13~9/17
7/16までの受付分を作業中

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