ベルマーク便りコンクール佳作・札幌市立山の手南小


(2019/12/20)印刷する

 札幌市立山の手南小学校(山本豊校長・児童448人)のベルマーク活動は、保護者によるボランティア組織「ベルっきー’s」、通称「ベルボ」のみなさんが担っています。お便りの「Let’sベルっきー’s」も発行しています。「ベルボ」の代表は前鼻久美子(まえはな・くみこ)さん、お便りを作成しているのは書記の桑島純枝(くわじま・すみえ)さんです。学校側の担当は品田亜希江(しなだ・あきえ)先生で、ボランティアの皆さんとの間をつなぐ役割を担っています。

左から河上三希子さん、桑島純枝さん、品田亜希江先生、前鼻久美子さん、西浦愛さん、奥久美子さん

 ベルマークを入れた回収袋を担任の先生に提出する「ベルマーク収集強化週間」は年6回。お便りは、その直前のタイミングで必ず発行します。「パパにも確認」、「おじいちゃん、おばあちゃん、お隣さん、みんなに教えてあげて」と周りを巻き込みながらベルマークを集めようという姿勢が表れています。加えて、今年からは号外として、4月にメンバー急募のお知らせ、新しい学年に慣れてきた5月にはベルマーク運動の趣旨を紹介するお便りも発行しました。桑島さんは「毎回同じことを載せるのではなくて、季節に合わせた情報を掲載する」ようにしているそうです。

 さらに「協力してくださる皆さんへの感謝の気持ちを載せることや、文字ばっかり書いてスルーされないようにすること、そしてすっきりしたレイアウトを意識すること」も心がけています。桑島さんは以前、広報やIR(企業が投資家向けにする広報活動)の仕事をしていたことからパソコン作業が得意で、お便りはワードを使って作っています。コンクールの賞金の使い道について伺うと、ボランティアの皆さんは品田先生に、口を揃えて「子どもたちのために使ってください」と話しました。

仕分け作業には牛乳パックを活用
回収袋にはシールを貼って児童に返却します

 今年度第1号のお便りが配布されたのは4月19日。そこに書かれていたのは「存続の危機」という文字でした。目立つように太字にしてあり、さらに下線が引いてありました。

 山の手南小は2017年度、北海道の参加校1291校のうち集票点数33位という実績をあげたのですが、翌2018年度は「集計しきれずにたくさんのベルマークが残ってしまった」そうで、その切実な思いが綴られていました。あえて危機感を全面に出した異例のお便りでしたが、その後「私でよかったら」と声をかけてくれる保護者が出てきました。

 結果的に、ボランティアのメンバーは26人に増えました。そのおかげで、今年はカートリッジ類の集計や整理袋の記入まで手が回るようになったそうです。毎回強制ではなく、それぞれが参加できるタイミングで作業をしてもらっています。

ベルっきー’sメンバーの名札。左からベルベルマン、ベルっきー、ベルくん

 回収は、児童それぞれが持っている回収袋を担任の先生が集め、それを品田先生のところに集約します。ボランティアの活動には、児童の授業と被らないように教室を確保することも必要です。そのため先生方の協力が欠かせません。メンバーからは「学校の協力があり恵まれている」「コミュニケーションを取りやすい優しい先生が多い」「保護者が来やすい学校」といった声が聞こえてきました。品田先生は「担任は袋を集めるだけ。それも協力を得やすい理由なのかも」と話してくれました。

 回収袋はシールを貼ってから子どもたちに返却します。毎回1枚ずつシールを貼りますが、6回全て出してくれた児童には、キラキラした「よくできました」シールを貼ります。「保護者の皆さんのこういった心遣いが子どもたちを刺激するんです」と品田先生。

 ほかにも、毎年秋に行われる秋桜祭(こすもすまつり)を収集の絶好のチャンスとして活用しています。お金の代わりにベルマークを1枚以上持ってくることで、スライム作りが体験出来ます。学年を問わずとても人気で、1人1回というルールがあるほどです。

 ボランティアは毎年新しく登録するそうで、前鼻さんは「来年もたくさんの方に参加していただけたら嬉しい」と願っています。また、桑島さんは「学校のことを知ることができるし、子どもたちの様子も見られる。お母さんたちとしゃべりながら交流したり、先生とも顔を合わせられたり……。ボランティアっていいなと思います。もっとみんなやったらいいのにな」と魅力を語ってくれました。

玄関にも回収箱が設置してあります
企業の方がマークを入れてくれることもあるベルマークボックス

ベルマーク商品

鉛筆キャップ

ベルマーク検収

今週の作業日:5/25~5/29
2/5までの受付分を作業中

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