ベル便りコンクール優秀賞 一宮市立今伊勢西小
(2018/01/18)印刷する
大事なことだけを手書きの文字で
2014年の優秀賞、16年の佳作に続き3度目の入賞で、優秀賞に返り咲きました。今伊勢西小学校(田中圭祐校長、454人)は、ボランティアの「ベルマーク☆クラブ」が活動を進めています。幼稚園でベルマークを経験して、小学校にも必要だと考えた保護者が休眠状態だった活動を09年に復活させました。
月に1回、校内2カ所に置いた手作り回収箱からマークを集めて、仕分け、集計します。気軽に参加できるように、ベルマークだよりで活動日時を知らせているので、毎月10人前後が参加します。休み時間には児童も集まってくれます。
ベルマーク便りは代表の小森寿子(としこ)さんが毎月、作っています。
「子どもにも読みやすいように文字数を少なく、挿絵を入れて、大事なことだけをお伝えするように心がけています」。一昨年4月にはパソコンから手書きにしました。反響が大きくなり、関心を寄せてくれる人も増えた、と感じています。
オリジナルキャラクターの「ベルマーク君」をサンタクロースに変身させるなど、季節感にも配慮しています。毎月欠かさず発行している点や大事な情報が強調してある点も審査で評価されました。
ボランティアの人数も増えて、今年度からテトラパックの回収も始めました。一昨年、回収箱を「ベルマーク君」の家の形に変えてから、インクカートリッジも多く集まるようになりました。
お買い物商品も先生たちと児童にアンケートをとって決めています。授業だけで使うのはもったいない、と毎学期、休み時間に買った品物で遊べる「ベルマーク感謝祭」の時間を設け、百人一首や坊主めくり大会を催してきました。
小森さんは「ベルマーク新聞やHPで少人数の学校でもたくさん集めている事を知り、もっと出来る事があると思います。工夫を重ねていきたい」と意欲的です。
林孝子教頭は「活動に感謝しています。感謝祭や購入希望アンケートなど、みんなへ気配りして下さる事がベルマーク便りを通して皆さんに伝わっていると思います」と受賞を喜んでいます。