ベル便りコンクール佳作 東広島市立八本松小
(2018/01/18)印刷する
4月時点で年間の編集当番を決定
東広島市立八本松小(高木伸夫校長)は、広島市への通勤圏の町にあります。各学年4学級、全校児童775人の大きな学校です。
「ベルマークだより」は毎月発行しています。A4判を横にして、PTAベルマーク部(34人)のお母さん、お父さんたちが編集し、学校の輪転機で印刷して、全家庭に配ります。
内容は「新1年生の皆さん!」と呼びかけてマークの集め方を教える4月号に始まり、昆布やマヨネーズ、サラダ油などベルマーク商品を使った簡単レシピの号まで、バラエティに富んでいます。
毎月では作業が大変でしょう? ベルマーク部の部長、平野和佳子さんに聞くと、カラフルな「保存版 平成29年度活動計画」を見せてくれました。
「ベルマークだよりの発行」の予定表がありました。「4月:部長&副部長、5月:6年部A、6月――」のように、学年ごとの輪番が書いてあります。4月時点で、年間計画が決まっているのです。当番は年に1回か、2回ですから、自分たちの月に合わせて予定とテーマを考えておけばいいので、負担は軽くなります。
「仕分け・集計」は年に5回あります。取材にお訪ねしたのは12月の集計日でした。お母さん、お父さんたちが学年ごとのテーブルで、点数を計算し、協賛会社の整理袋にマークを入れています。
集計は1時間余りで終わりました。今回は1万7359・5点でした。早速、当番の4年部のお母さんたちが、ベルマークだより12月号の原稿に数字を書きこみました。レイアウトは、台紙の上に、イラストや写真のコピーを切ったものを、「ここに置くといい」「文字はこうして」と、みんなで考えます。この号はインクカートリッジ回収がテーマで、校舎2階にある回収箱の位置を写真と略図で紹介していました。
紙面デザインが決まると、複写して原紙の出来上がりです。毎月発行の秘密がよく分かりました。
校区内は住宅が多く、同じ学級でも保護者が近所とは限りません。ベルマーク部は話しながら作業ができて、ここで親しくなる人も多いそうです。