ベル便りコンクール優秀賞 東京・東根小


(2017/01/19)印刷する

 東京都目黒区立東根小学校(鈴木稔校長、692人)の「ひがしねベルマーク新聞」は創刊の年に優秀賞を射止めました。

 第1号は子ども向け。文字は少なく、総ルビ付き、カラフル画像満載で、ベルマークの仕組みから商品紹介まで、楽しくシンプルにまとめました。大人向けの第2号は、たっぷり文字を使って、集票実績が倍増したことや、協力してくれた地域のお店へのお礼など、元気が出る記事をしっかり書き込みました。

 

和やかにマークの仕分けをする東根小PTAのみなさん

 1989年の運動参加以来、累計100万点以上を集めている東根小ですが、一昨年から一層力を入れています。音頭を取ったのは、PTA運営部会計担当の下山陽子さんと田辺有加さんです。

 「比較的点数が高く、効率がいい」と、目を付けたのがテトラパックでした。年3回の回収を常時回収に変更。保護者会で各クラスのベルマーク班員から、回収の方法などを説明してもらいました。下校してきた我が子から「給食の麦茶がテトラパックだった」と聞くと早速、学校に電話して「捨てないで!」。全校分約700個のパックを「救出」して、5人で開いて、切って、乾かしました。「ただ、小さいパックなので、手間の割に目方は稼げませんでした」と田辺さんは苦笑いします。それでも回収量は前年に比べて倍増し、手応えを感じています。

 新宿会場のベルマーク説明会にも下山さんが初めて参加しました。「ウェブベルマークやベルマークだよりコンテストなど、いろんな情報を初めて知りました」。ひがしねベルマーク新聞も、この体験から生まれました。PTA会長さんは住区センターや近所のお店に協力をお願い。10月に開かれた地域イベント「東根フェスタ」には「ベルマーククイズ・コーナー」を出し、PTAのみなさん手作りの景品を持ち寄り、ベルマークを楽しくアピールしました。

 「ベルマーク班は毎年抽選になるくらい人気の仕事。子どもたちにも運動をよく知ってもらい、物を大切にする心を育んでほしい」

 そのための新たなプランも着々、構想中だそうです。

 

優秀賞に笑顔の東根小PTAのみなさん

ベルマーク商品

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