[ベルマーク便りコンクール]読ませます 手書きの「たより」と「新聞」/優秀賞の神奈川・藤沢市立御所見小学校


(2016/01/15)印刷する

 「とにかく読んでもらわなきゃ」。そんな思いがあふれる「ベルマークだより」と「ベルマーク新聞」が、初めての応募で優秀賞に入りました。神奈川県の藤沢市立御所見小学校(笠松隆=りゅう=校長、498人)のベルマーク班の力作です。

優秀賞を喜ぶベルマーク班のみなさん。前列左から2人目が班長の小泉さん、同右から3人目が田中香里教頭
手書きのベルマーク新聞をバックに書記の都積さん(右)と瀬戸さん

 「ベルマークだより」は保護者向けです。A4判1枚に、「手書き」で、シンプルに、項目は少なく、でもポイントはしっかり押さえています。イラストや写真も忘れません。

 たとえば2015年5月8日号です。前年度の集計結果▽第1回ベルマーク週間のお知らせ▽インクカートリッジやテトラパックも収集▽マークを切る時の注意▽脱退会社のお知らせ、を載せました。そして、「ベルマーク運動とは?」と「支援の仕組み」も教えてくれます。

 子どもたちには「ベルマーク新聞」です。新聞は各世帯には配らず、全20クラスに張り出します。たよりと同時期に作り、内容もほぼ一緒ですが、漢字にはふりがなを振り、イラストもたくさんあります。

回収袋に入れるお手紙も手書きです。2種類作ります

 たよりも新聞も年7回ほど発行します。この「二本立て」で保護者や子どもたちにベルマーク運動をアピールし、1年に十数万点も集めているのです。

 ベルマーク班(班長・小泉京子さん)は学年委員会に所属し、毎年度10人で六つの役割を決めて活動しています。くじ引きになるほど人気が高い班です。

 たよりと新聞を作るのは書記の瀬戸郁子さんと都積麻衣さんです。新聞は、前年度班長の伊藤美香さんが形を作りました。瀬戸さん、都積さんはそれぞれ自宅で作業するのですが、「忙しいので下書きもせず、一気に仕上げます」と笑って、苦労はのぞかせません。

 小泉さんは「わかりやすく読みやすいものを毎回作ってくれ、それが評価されて励みになります。学校内にベルマークが浸透して、集めようという意識が高まってきました」と喜びを話しました。              (米内隆)

   

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