ベルマーク便り講評/常務理事 中島泰
(2016/01/15)印刷する
元気と工夫いっぱい ありがとう
楽しいイラストや説明で心のこもったたよりが、たくさん集まりました。作品をお寄せくださった皆さん、ありがとうございます。
全国77学校・団体の作品を読ませていただきました。入賞作のご紹介は、ベルマーク新聞とホームページをご覧ください。
応募作はどれも、元気と工夫がいっぱいでした。たとえば、
大阪府摂津市の別府小学校は『ベルマーク せかいむかしばなし』のポケット絵本を作られました。
「ジャックとまめのき」でジャックが「なりたもやし」の豆と出会う、といった筋立てです。
北海道函館市の東山小学校では「べるのやま」というかわいい力士が呼びかけます。
愛知県半田市の乙川小学校は夏雲と水田のイラストに「そうだ夏休み前にベルマーク/テトラパック持っていこう」のキャッチフレーズ。
財団を訪ねてこられたテトラパック社の方が大喜びでした。
東京都町田市の大蔵小学校は「こんな時、ベルマークは見つけてもらえるのを待っているかも」
献立の紹介で「夕食のしたく・和食 三井製糖の上白糖 マルニのエンリッチ塩 マルトモのソフトけずり フジッ子のお豆」といった具合です。
横浜市の豊岡小学校は「新一年生の保護者の皆様へ」のページで、ベルマークがつく学用品をたくさん、写真で紹介しています。入学前に渡し、登校が始まってからクラスの回収箱に入れてもらう作戦です。
東京都八王子市の愛宕小学校は、放送室前に置く「引き出し式回収箱」をご案内。回収が多いベルマークに専用の引き出しが用意してあり、子どもたちが入れる仕組みです。集計が簡単になりますね。
北海道石狩市の花川南小学校も、マークごとの「ウォールポケット」を各クラスに用意するそうです。
沖縄県豊見城市の豊崎幼稚園・小学校は、初めてベルマークだよりを作られました。その第1号にこう書いてありました。
「捨ててしまえば、ただのゴミになるベルマーク。でも、みんなで集めれば、自分たちが使うものへと形を変えて、さらには、知らないうちに世界中で困っている子供たちのために役立っているのだね!」。そうなのです。
滋賀県守山市の守山小学校のベルマークボランティア(愛称ベルボラ)からは、こんな呼びかけがありました。
「来られる時に来て。ノルマなし。話しながら楽しく。遅刻・早退もOKです」
岐阜県瑞穂市の穂積小学校は春の号で6年生に向けて「ご卒業おめでとうございます! みなさんの6年間にもわたるベルマーク活動へのご協力は決して忘れません」と感謝の言葉をつづられています。そして「卒業されても引き続き、最寄りの小学生のお宅へと届けてくださると……」。
皆さん、本当にありがとう。
「うちも作ってみよう」と思っておられるPTAの皆さん、応募をお待ちしています。