ベルマークだより講評


(2014/12/24)印刷する

審査から

 心のこもったベルマークだよりを、全国から寄せていただきました。

 なかには、ほとんど毎月発行していただいている学校もあります。ただでさえマークの仕分けや集計でお忙しいでしょうベルマーク委員の皆さんに感謝しながら、読ませていただきました。大作、傑作の数々は財団職員がお訪ねして取材したレポートをご覧ください。

 今回、入賞には届きませんでしたが、「そうですね」と思って読んだ応募作があります。大阪府羽曳野市立下開保育園の「ベルマークだより」でした。A4判のコピー紙1枚にモノクロ印刷です。「今回初めてベルマークだよりを作りました。記念すべき第1号を送らせていただきます」というメモが同封してありました。

 その「1号」に「ベルマークは恥ずかしがりやさんなので、パッケージの隅っこに付いている事が多いです。宝さがしをするみたいな感覚で探してみてください」と、コツを伝える囲み記事がありました。

 ベルマークは恥ずかしがりやさん!

 なんて言い得て妙でしょう。あのスープ、あの石鹸、あのお菓子……。

 包装の思わぬところにマークがついています。

 そして、この恥ずかしがり屋さんたちが全国2万8千の学校で集まって、毎年5億円もの設備購入になっています。サッカーボールから冷水器、運動会の綱引きからピアノまで、恥ずかしがりやのベルマークの力で、子どもたちへのプレゼントが実現します。

 あざやかな色や、巧みなイラストつきのたよりをいま作ってくださっている学校の委員さんたちも、たぶん最初は手さぐりの「1号」から始められたことと思います。保育園はもとより、小さな学校のベルマークの世話役の方も遠慮なく、次は作品をお送りください。紙面から届く皆さんの笑顔を楽しみにしています。

 

(常務理事 中島泰)

ベルマーク商品

グラニュ糖紙袋1㎏

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
2/14までの受付分を作業中