楽しいと思えるように教えるね/鹿児島・霧島市内3校合同で一輪車講習会
(2026/07/23)印刷する
鹿児島県霧島市の市立持松小学校(榊朋子校長、児童7人)、市立中津川小学校(平山晃校長、児童15人)、市立万膳小学校(安藤涼子校長、児童5人)の3校合同の一輪車講習会が7月7日、持松小で開かれました。ベルマーク財団の主催です。
インストラクターは、鈴木奈菜さんと佐藤彩香さん。国内外の大会で活躍し、優勝経験があります。指導経験も豊富で、一輪車の楽しさを各地で伝えてきました。
会場の体育館に入った2人を喜ばせたのは、入り口のデコレーションです。
「ようこそ! 鈴木奈菜さん 佐藤彩香さん」「中津川小学校・万膳小学校のみなさん! いっしょに一輪車の演技を楽しみましょう!」
歓迎メッセージを掲げたボードが色紙やイラストで美しく飾られていました。
3校の児童が集合したところで、持松小の榊校長が「中津川小、万膳小の皆さん、参加ありがとう。模範演技を間近で見ることができ楽しみです。指導を受ける時は、こういう技ができるようになりたい、と目標をもって練習してください」とあいさつしました。
鈴木さんは「今日はいろいろなことを教えますが、その後の練習が大切。夏休みに練習してくださいね」と語りかけました。佐藤さんは「一輪車が楽しいと思ってもらえるように教えますね。熱中症には注意してください」。この日の鹿児島地方は梅雨明け直前で、湿度も高めでした。体育館には大型扇風機が設置されていますが、熱中症対策のため、時々の休憩をはさみ、水分補給の時間を確保してスケジュールを組みました。
まずは、鈴木さんが技の紹介です。基本の補助なし乗車では8の字を描くように一輪車を走らせ、「背中をまっすぐに」と姿勢の大切を強調しました。ペダルを前後にこいでその場にとどまるアイドリングは「30回を目標に」。片足走行、バック走行、タイヤ乗り走行など走行系のほか、蹴り上げ乗車や横乗りなど乗車系の技を実演しながら、解説しました。ちょっと難しいけど、頑張れば小学生でもできる技だそうです。
続いて佐藤さんが音楽に合わせて模範演技を披露しました。世界大会で使われる技を交えながら、フィギュアスケートのような華麗な動きに、児童たちは拍手を送りました。
児童たちが一輪車に乗る前に「タイヤの空気は抜けていない?」「サドルの向きが前後逆になっていない?」「サドルの高さはちょうどいい位置にある?」の三つのポイントをチェック。各自が点検して、タイヤの空気を入れたり、サドルの前後と高さを調整したりしました。
実技指導では、2つのグループに分かれました。鈴木さんの指導を受けたグループは、補助なし乗車の練習です。最初は体育館の舞台の縁を支えにしていた児童が、1人で乗車できるようになると、先生たちから「すごい!」と声が上がりました。佐藤さんのグループは蹴り上げ乗車や、アイドリング、みんなで手をつないで走る演技に挑戦しました。
楽しい時間はあっという間に過ぎました。最後に児童の代表が「わかりやすくて勉強になりました。教えてくれたことを生かして、もっと上手になるようがんばります」とお礼の言葉を述べ、講習会は終了しました。


