児童同士で「あきらめないで!」と声をかけあい/広島・川西小で一輪車講習会


(2024/11/20)印刷する

 広島県三次市の市立川西小学校(平田雄三校長、児童26人)で10月7日、ベルマーク財団主催の一輪車講習会が開かれました。

 県の北東部、中国地方のほぼ中央に位置する三次市は、山や川などの豊かな自然に恵まれています。平田校長は「毎年5月の運動会では一輪車の発表を全校児童で行っています。今日は、普段見ることができない模範演技も見られるので、みんな楽しみにしています」と話してくれました。

 今回の講師は、一輪車競技大会演技部門ソロやペア演技で優勝経験のある橋本あんずさん、世界の競技大会で優勝経験があり、多くのイベントやショーに出演されている山本夏夢(なつめ)さんです。

 あいにくの空模様のこの日、午前10時40分に児童全員が体育館に集まりました。講師の自己紹介のあと、さっそく橋本さんの模範演技が音楽に合わせながら始まりました。初めて間近に見る華麗な一輪車の技に、みんなから大歓声と拍手が贈られました。次に、「片足タイヤ乗り」「立ち乗り」「スピン」などの技など多くの技が披露されました。

 その後は、1~2年生と3~6年生の2組に分かれ、講師が児童たちの手を取っての実技指導がありました。指導の合間には「先生の一輪車は、いつから使っているの?」などの質問も次々と出ました。「暑くてすぐに汗をかくので、少しでもキツイと思ったら休憩をしてください」と声をかけても、待ちきれずにそれぞれのレベルに合わせて練習を続け、「あきらめないで!」とお互い声をかけあう姿が印象的でした。

 最後に児童代表から「今日はできなかった横乗りの技を教えてもらい、できるようになりました。本当にありがとうございました。これからも、みんなで出来なかった技を練習します」とお礼の言葉がありました。講師からも「一輪車に乗る時の姿勢に気をつけて、練習を続けてください。毎日、少しずつ教えあいながら新しい技にもトライしてみてください」と励ましの話があり、講習を締めくくりました。

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