もっと難しい技にチャレンジしたい/愛知・新盛小で一輪車講習会


(2024/10/02)印刷する

 愛知県豊田市の市立新盛小学校(平岩英明校長、児童23人)で9月18日、ベルマーク財団主催の一輪車講習会が開かれました。

 新盛小では年3回独自の一輪車検定があり、10級から最高の「プロ」まで16のレベルを設けています。1年生も一輪車に乗ることができ、5月の運動会では全員で一輪車の演技を披露しました。もっと難しい技にチャレンジしたい児童たちは、トップレベルのインストラクターが教えてくれる講習会を心待ちにしていました。

 今回指導する山本夏夢(なつめ)さんと小木(こぎ)真由子さんは、海外の大会でも活躍してきました。

 最初に全校児童が体育館に集まり、平岩校長が「見たことのないような乗り方やすごい演技を見て、技を教えてもらいましょう。わからないことは積極的に聞いてください」と話し、児童たちの期待は高まります。

いろんな技を紹介しながら実演
音楽に合わせて模範演技


 まずは山本さんが実演し、隣で小木さんが「知らない技もあるでしょう。少しでも多く覚えてください」とひとつずつ紹介していきます。

 走行系は、普通走行から始まり、片足走行、バック走行、タイヤ乗り。乗車系は、跳び乗り、横乗り、蹴り上げ乗車。さらに片足やコンパスなどのスピン、脚を後ろに上げるアラベスク……。児童だけでなく、先生からも「おー」という驚きの声が上がりました。

 次いで小木さんが音楽に合わせて、いろいろな技を組み合わせた模範演技を披露しました。

乗車の基本姿勢は、背中をまっすぐに

 児童たちのやる気が盛り上がったところで、場所を広い駐車場に移し、実技指導を開始。1~2年生と3~6年生の二つのグループに分かれ、一人一人一輪車に乗り、練習しました。

メリーゴーランドの基礎を教わる
児童同士で練習中
みんなで手をつないで

 小木さんが指導した3~6年生は、メリーゴーランドや跳び乗り、蹴り上げ乗車などに挑戦。山本さんが指導した1~2年生は、基本動作を教わった後、3人の児童が手をつないでつくったトンネルを、残りの児童がくぐり抜けるグループ演技などに取り組みました。

この日学んだことをみんなの前で披露

 最後に全校児童で集まり、代表の児童がこの日練習した技をみんなの前で披露しました。上達ぶりに拍手が起こりました。小木さんが「今日は種をまいたので、あせらず、ゆっくり、頑張ってできるようになってください」、山本さんは「背中をまっすぐにして乗るとか、今日学んだことはレベルアップしても、ずっと使えるコツなので、忘れずに練習してください」と励ましの言葉を贈り、講習会を締めくくりました。

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