地域のみなさんも全力応援/熊本県上天草市の教良木小学校で一輪車講習会


(2023/11/07)印刷する

 熊本県上天草市の市立教良木小学校(金子美智校長、児童18人)で10月20日、ベルマーク財団主催の一輪車講習会が開かれました。

 教良木小学校は、天草の名所「天草五橋」を渡ったところにある天草上島のほぼ真ん中に位置します。天草の島々を望める展望台のある老岳を有し、夏はホタルが舞う教良木川が流れる自然豊かな地域です。江戸時代から学寮が開かれていた文教の里でもあります。

 子どもたちは週1回、放課後に地域の人たちと一緒に活動をする「わいわいクラブ」で一輪車の練習を続けています。来年2月の学習発表会に向けて特訓中だそうです。

 会場の体育館には、講習会の開始前からご家族や地域のみなさんが続々と集まってきました。講師は、全国や世界大会で優勝した経験のある佐藤彩香さんと小木真由子さんです。まずは、小木さんが体育館でソロ演技を披露。華麗なスピンや両足でタイヤに乗りながらの演技など、次々と繰り出される世界レベルの技に、児童たちは釘付けに。ご家族や地域のみなさんからは、演技の度に大きな歓声が上がっていました。


 続いて、低学年と高学年に分かれて、それぞれ佐藤さんと小木さんが直接指導しました。「できる、できる」。うまく乗ることのできなかった低学年の子が佐藤さんの手ほどきで乗れるようになると、見守っていた地域のみなさんからも声が飛び交います。

 小木さんは高学年の子に、長く美しく乗ることの出来るこつを伝授。「わいわいクラブ」に参加している家族は「こんなに短時間に見違えるようになるなんて」と2人の指導力に驚いていました。


 最後は全員で手をつなぎながら、体育館の端から端まで走行する演技に挑戦しました。失敗を繰り返しながらも何度もゴールを目指す姿に、大きな歓声と拍手があがっていました。

 体育館には、「楽しかった」「もっとやりたい」という子どもたちの声が響きます。4年生の榎田晃大さんは「わいわいクラブでは大きな技をやったことがなかったけれど、恐怖心をなくしてチャレンジすることができました。ありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。

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